参考資料3

 兄弟が使う魔力障壁とは
決していい能力ではない、動きを止めるのと同様に身体の周りに集め
魔力がこの膜に触れれると吸収する様に変化させている
よってこれはよっぽど魔法能力の差がないと破る事は不可能
だが魔力を吸収するというのは外から内側に入ろうとするものだけでなく
内側から外に出るものも使えないためその者が魔力を使うことも出来なくなる

さらにこれまだ原因がはっきりとは掴めていないが
魔力障壁をうけたものは確実に数日の内に死に至る

現在考えられている原因として魔力の皮膚呼吸という説が最初に唱えられた
皮膚から酸素を取り入れている皮膚呼吸、それと同じ事が魔力でも起こっていたのでは
ということ、ただしそれが行なわれているかどうかも良く分っていないが
当然皮膚呼吸といっても微々たる量しか取り入れていないので
数分で効果が出ないが、数日間取り入れられないと何か起こる可能性が無くも無い
といわれている

 そして最近考えられている原因が(とはいえ研究してるのは魔学のみだが)
魔力吸収説、魔力障壁をかけられた生命はこの魔力障壁に魔力を吸われているという説
この説が唱えられた理由は、魔力障壁が生命にはかけておくことが出来るが
物体にかけようとすると膨大な魔力を送る必要があり、さらに長持ちしない
そこで対象者から少しずつ魔力を吸い取り維持されているのではないかと言われている
さらにもう一つ理由があり、この魔力障壁は他の毒と違い途中で解除する事が出来ない
他の毒の解除の仕方は自分で魔力を発し毒を元のただの魔力に戻してから回収する
だが、その解除のために送った魔力ですらも吸収してしまうため解除は不可能
であるのだが、対象者が死ぬと程なくして魔力障壁が勝手に消えるということ
この説が唱えられてからある実験が行なわれ、ほぼ間違いなくこの説であろうとなった
その実験は昔から魔力がこもって言われるといわれる石や建造物に対して魔力障壁を
張ったところ生物にかけるのと比べれば少ないもののある程度長く持ったというもの
ちなみにこのことは保安局にばれると危険な行為である
そしてその実験に使用した家は元々「幽霊が出る」と噂の耐えない館であったが
この実験以後ぱったりとその手の噂が出なくなった、この実験の影響と考えられている