参考資料2

特殊能力
 魔力を毒に変えることが出来る
とはいえそれほど便利な物ではなく、制御がとても難しく、使い勝手が悪い
魔力を直接飛ばして相手を感染させる事は出来るが、
飛ばした魔力が広範囲にわたってしまい、近くに人や動植物がいると使えない
よって主に武器を通して相手を感染させる
一つはナイフを突き刺しそこから体内に魔力を送る
これは練習して一瞬でもナイフがかすれば魔力を送ることが出来る
もう一つは魔力の矢に封じ込めて相手を射抜き
刺さった衝撃で注射器のように封じてある魔力を送り込む
もし外れて仲間に当たれば致命傷になるが、魔力を直接飛ばすよりその可能性は低い
封じ込めてあるので外れても直接刺さらなければ生物に影響は無い
矢を射ったあと標的に当たるまでの速度は驚くほど速いので
目標を外れたからといって矢を消すという芸当は
それを目で見て、頭で考え、行動するには時間が短すぎて実際問題として無理

 また毒に変えるといっても、実際何かの毒に変化している訳ではなく
単純な事しか出来ない、例えば眠らすなどということは出来ず
大体殺す事と動きを止めるといったことが限度(現在それ以外を特訓中)
殺すといっても送り込んだ魔力で体内の組織を破壊して回らせているだけなので
厳密に毒という訳ではない
動きを止めるのも身体中に廻った魔力を身体の周りに集め硬質化して相手を動けなくする
よって相手の力が強いと破られる(相当の実力差が必要だが)

だがこれらの「毒」の能力はそうそう使える訳ではなく
これを使うとかなりの疲労が襲うがゆえあまり多用は出来ない
さらに一歩間違えれば仲間や自分も危険になってしまうために基本的に封印している
本当に他の方法が無い時だけ使う