TRPGを始めるなら

では具体的に始めてみると仮定して、何をしたら良いのか

当然基礎となる物を購入する必要があります


例えばFFをやるといって、ゲームが無ければ話にならないでしょう

どのキャラがどんな特技を覚えるのか
どんな敵がいて、その敵はどんな技を使って戦ってくるのか
むしろその技ってどんな効果を持っているのか

そういった基本的なことが書いてあるのが『ルールブック』です

TRPGを始めるには仲間の内少なくとも1人
できる事なら全員が一冊ずつ持っていることが望ましいです



ですが、一口にルールブックといってもいくつかの種類があります

これは
『ドラクエがあるが、別のゲームにFFがある』
こういった関係と同じです

初めてプレイするに当たってはどれが良いのかサッパリ解らないと思います
私が知っている限りでも

アリアンロッド
ガープスルナル
セブンフォートレス
ダブルクロス
ナイトウィザード

といった物がありますし
見かけただけで名前を覚えていない物を含めれば様々なTRPGがあります


『こんなに有るけど何が違うんだよ!!』
そういう気持ちは分かります

ぶっちゃければ何も変わりません

こう言うと知っている人からはクレームが来そうですが ちょっと待ってください

これはドラクエとFFが変わらないといっているようなもの
これも横暴に聞こえるかもしれませんが
もしドラクエもFFもやった事無い人がいたとします
この人には内容を見せてもどっちも同じように見えるでしょう

ホイミがケアル
メラがファイア
ザオリクがレイズ
スライムがゴブリン
戦士がナイト

名前を変えただけで本質的にそれほど変わる物ではありません

また、シナリオがGMによって流動的に変わる事を考えれば同じ物と考えてもよいでしょう



ただ、あるTRPGは中世の剣と魔法の時代であったり、現代であったり、近未来だったりする
そういった時代的な背景と、多少のPCの立場の違い
また、職業やスキルの名前・効果などに若干の違いがある ただそれだけの事

最初にこういった違いを検討したうえで選ぶのは難しい


ゲームを買うときは、サンプルCGを見たり、ストーリーを読む
または気に入った会社・声優・原画家・シナリオライター・曲などを基準に購入できる

しかしTRPGは決まった絵も無く、声優も無く、シナリオも無い


こんな中唯一共通の価値観として考えられるのが『値段』
ルールブックは高いもので3000近くするものがあります

また、追加のルールブックなどを合わせれば5桁に届くものもあるでしょう

はじめてTRPGに手を出す人が、面白いのか分からないものに3000も出すのは抵抗があるでしょう

そこで薦めるのがこのページでもメインで扱っている『アリアンロッド』
ルールブックは富士見文庫から出ている700円の本1冊だけ

追加のルールブックなどもありますが、基本はこの1冊で出来ますし
面白さが損なわれる訳では有りません

もし興味を持った方は買ってみるといいかもしれません


また、微妙に悩んでいるという方はリプレイを読むといいかもしれません
リプレイとはTRPGの記録 チャットのログのようなものだと思ってくれればいいです
リプレイには面白いものが多く、読み物としてもかなり良いです

お勧めきくたけこと菊池たけしさんが手がけたりプレイ

富士見文庫 『アリアンロッドリプレイ 銀の輪の封印』
富士見文庫 『ダブルクロスリプレイ 闇に降る雪』
富士見文庫 『ダブルクロスリプレイ 聖夜に鳴る鐘』
富士見文庫 『セブンフォートレスリプレイ アルセイユの氷砦』
富士見文庫 『セブンフォートレスリプレイ リーンの闇砦』
電撃文庫  『ナイトウィザードリプレイ 赤き月の巫女』
電撃文庫  『ナイトウィザードリプレイ 黒き星の皇子』

特にお勧めが上の三つです


これらを読む上での注意としては、あまり電車内等に代表する人の多いところで読まない事
笑ってしまって 変な人に見られますw


また、リプレイはネット上でも公開しているサイトが存在します
私がお勧めするのはココのリプレイ
TRPGという欄です
特にダブルクロスの完結した全12話は素晴らしい作品です


TRPGの紹介