ダブルクロスA第1話『魔獣の咆哮』



初めてのダブルクロスGMで、始めてのリプレイを書く
正直不安はありました
今までにプレイしたTRPGはガープス・ルナルとアリアンロッド(ARA)
そしてGMをやった事があるのはアリアンロッドだけ

どちらもファンタジー色が強く
特にARAはキャラモチベーションは冒険者ということである程度カバーできる

だが現代であるところのダブルクロスはそうも行かない面が必ずしもある
任務だからと強制する事も可能なのだが
そうではないシナリオを作りたい
そう考えて今回のシナリオを作りました
まぁ1話に詰め込む事が出来ずにクエストになってしまいましたが・・・

プレイを終了して振り返るとなかなかに面白くなっているような気がする
ARAの時はキャラクターが纏まっていないという所が多々ありましたが
このダブルクロスでは皆さん良くキャラが作れているような気がしました

もし面白みの無いプレイになってしまったらシナリオを公開するだけに留めようと考えていましたが
コレならばリプレイにして公開してもOKだろうと考え、リプレイを書く事にしました

まずは登場プレイヤーとキャラクターを紹介しましょう



夜神 明 ♂(PLなまはげ)
キュマイラ/ハヌマーンの高校生  ステータスはココ
シナリオを作っている段階では主人公主人公のキャラを想定していましたが
始まって少し経つと重度のサディストの傾向が見え始め
さらに進めるとなぜか権力の亡者へと発展

正直彼は主人公に相応しいのか激しく疑問です(笑)
ただしヒロインを(自分以外の手から)守るという意志は強く
ある程度は動かしやすいキャラクターです

シナリオを進めるにしたがって協調性を養っていく事になるでしょう


荒井 澪 ♀(PL鬼喰千)
ソラリス/オルクスのUGN研究員  ステータスはココ
PC1であるところの夜神明に何か重大な秘密を握られているらしい
(PC1がPC間ロイスで恥辱をふった)
PC1の学校の化学教師だが、なぜか白衣の下にメスを持っている

とりあえず ふと拳が出てしまいがちで、トラブルになることも・・・


藤崎 裕也 ♂(PL錬無)
ノイマン/モルフェウスな探偵  ステータスはココ
ある探偵事務所に所属しており
その所内ではトップエキスパートである・・・動物探しの
犬猫はもちろん鳥さえも彼にかかればすぐさま探し出してしまう

自身としてはもっと普通の仕事をしたいのだが
すでに看板動物探し探偵として認知されており
来る日も来る日も依頼内容は動物探しである




オープニングフェイズ



●シーン1『不安』● 夜神明

GM : 侵蝕率を1D上げてください
明 : (コロコロ)・・・1? 初期値が32だから33〜
GM : 場所は学校で、放課後です
  ホームルームが終わり バラバラと生徒たちが帰っていく
  そんな中、疲れきったように机に突っ伏している橘を見る
明 : 「はぁ〜〜〜〜〜(溜息)」
澪 : お前じゃない お前じゃない(笑)
GM : 橘だよ(笑)
明 : ちょ 今 一瞬の勘違いがあった(笑)

裕也 : 何年何組なの?
GM : んじゃー(高校)1−Eの隔離教室で
   我等が母校では1-Eがほかのクラスとは隔離された場所にあるのだ
明 : 高1? 高2なんですけど
GM : そんじゃ・・・って2年じゃ隔離教室がねえよ

   どうしても隔離教室にしたいGM

裕也 : 2年もE組は隔離されてるよ
GM : そうだっけ?(←元高2E)
裕也 : 高2Eだったじゃねーかよ(笑)

明 : で橘が机に突っ伏してるのね
GM : うぃ 今日だけではない、最近の橘はいつもこんな感じだ
明 : 橘〜最近 体調でも悪いのか?
GM : 「うーん そうでもないんだけどね〜」
明 : あれ?今話し掛けてたの? 独り言のつもりだったんだけど(笑)
GM : 独り言かよ!?

明 : そんな橘の様子を見て 俺は橘の席に近付いていく
  隣りまで行って声をかける
  「橘 どうしたの最近?」
GM : 「ちょっと仕事がね〜」
明 : 「仕事って例のS市のクーデター事件の事か?」
GM : どこだそれ?
明 : あ、K市 K市 「最近俺も忘れっぽくてさぁ」(一同GMを除いて爆笑)
GM : ちょっとまって クーデター事件って何? (←無知GM)
裕也 : リプレイの
澪 : 闇に振る雪だっけ 書いてあるよコレ(ルールブック)にも
明 : 「あの事件のせいでウチの支部も壊滅的な被害を受けたからな〜」
GM : そーなのか!?

   突然支部は壊滅的になりました

GM : あ、癌○が支部だから(内輪ネタ)
裕也 : 近っ!?

GM : で・・・なんだっけ・・・
裕也 : セピア色の教室でラブシーンになってくんじゃない?
GM : じゃなくて(無視)
  橘は最近 癌○で何らかの実験に関わっている事は知ってる
  何をしているのか までは、いつも教えてくれない
明 : 「お前まさか脳に電極刺されてんじゃないだろうなぁ(笑)」
GM : 「そんな訳無いじゃない(笑)」
明 : 「それじゃ何をしているのか教えてくれたって良いだろう」
GM : 「んー まぁそれは企業秘密かな」(笑)
明 : 「企業秘密ねぇ・・・胡散臭い組織だなUGNってのも」

GM : 「そんな事よりお母さんの誤解は解けたの?」
明 : 母親は幼少の頃になくなっていますが なにか?(←幼少のライフパス死別)
GM : 死んでんの!?
明 : さっき死にました(笑)
GM : それじゃ・・・「妹さんの誤解は解けたの?」
明 : 誤解って何のこと?
GM : UGN系の仕事をする時に泊りがけってことがあるから
  その時にどんな言い訳をするのかってところで
  橘とどーのこーのという事になってしまったと
明 : あーはいはい 解りました
  「あー・・・まぁ・・・ウチの妹はまだ勘違いしてるみたいだけどな
  俺と橘が付き合ってるって」(意味ありげな会話振り)
GM : 「早く解いてね」(そして一刀両断)
一同 : (爆笑)
明 : 失礼なやつだなぁ(笑)
GM : まー周りにもいるからね 人が
裕也 : ヒロインヒロインやんないと
GM : ん〜〜〜別にな〜〜(←恥かしい)
明 : 「俺は・・・別に今の・・・ままでも・・・」(一同大爆笑)
GM : 妹はどうしたんだ 妹は!
明 : 妹にはプラトニックなの
GM : そうなの・・・ってこっちはプラトニックじゃないの?
明 : こっちは好意をとりあえずもってるって事
  ポジティブ感情は好意で
裕也 : あれ?妹は?
明 : 妹は純愛/偏愛 表が偏愛
一同 : (笑)
GM : どんなお兄ちゃんだこの人
裕也 : まぁ良くありがちな
明 : ありがちありがち
GM : あるか?
裕也 : 良くゲームではあるだろ

   ゲーム中でも・・・表が偏愛ってどーよ?

GM : んじゃ・・・「そろそろ帰ろうかって」鞄を持って
明 : 「あぁそうだな」
GM : まぁ帰ろうかっていっても橘は癌○前のマンションだから(校門から50mほど)
  一緒に帰るといってもそこまでです(笑)
明 : 短っ!?(笑)
  「じゃどうせ帰り道だから家の前まで送っていくよ」
GM : あぁでも今日は仕事だから癌○のほうに曲がるんだけどね
  「じゃあ一緒に行こうか」
明 : 「あぁ」


   癌○の入り口で橘の体がすこし不自然に揺れる
   そんな何処か危うい様子を見ながら、明は言い知れぬ不安を感じた・・・


   シナリオロイス : 橘 遥
   感情 : P好意/N不安


注釈
クーデターとは基本的に日本支部が乗っ取られそうになった事件を指します
これはK市とかS市とかは関係が無いと思われる
この後UGN日本支部と日本との間に亀裂が生じることになっていくのです

またリプレイ『闇に振る雪』『聖夜になる鐘』の舞台はS市です
K市はルールブックにあるサンプルの街であり
結希とケイトがそこにいる事になっていますが、これは異動の結果です
基本的にこのふたりはS市支部に所属しています(壊滅しましたが(笑))






●シーン2『偽善の殺戮』● 荒井澪

澪 : じゃ侵蝕率上げまーす・・・3
GM : それじゃ場所はUGN研究所の・・・地下・・・の処分場です
澪 : 何を?
GM : 実験動物の処分場です
澪 : やっぱり?
GM : ここでは薬殺では処分できなくなったジャーム化した動物を処分する場所です
裕也 : コワイヨー
GM : 時間は夜10時過ぎ
澪 : 今日も授業疲れたなーと思うと もっと疲れたことがまってるのか(笑) (←化学教師)
GM : ココは機密保持とかのために防音対策がスゴイなされています
裕也 : ジャームたちが『助けてくれ〜〜!!』とか言うのか?
明 : 動物だから喋んないんじゃない?
GM : だね
明 : ・・・・ウギャーーーーーーーー
裕也 : ギャーーーーー
明 : ミ゙ャーーーーーーーーーー
裕也 : ヴャーーーーーー
澪 : うるっせぇな(笑)

GM : 足元に転がったジャームがみんな叫んでる
澪 : そいつらはエクストラレネゲイドってこと?人にしか感染しない・・・
GM : そんな感じだね 参照DX28

   実際には人以外にも感染するタイプが見つかったという事らしい
   ある種突然変異のようなものだと思われる

GM : というかわざと感染させてます
  レネゲイドに感染させて、実験を行なう
澪 : あーまぁそうだね
GM : そーじゃないと実験にならないからね
澪 : だね

GM : じゃシナリオに戻っ・・・足元に転がったジャームは死んだのか・・・
明 : ミ゙ャーーーーーーーーー
裕也 : イーーーーーーーーーー
GM : 今のは戦闘員っぽくないか?(笑)
明 : ウゴォォォォォォ
GM : 止めを刺してやってくれ(笑)

GM : んじゃ・・・というか処分場といってもみんな檻に入ってるね
  いちいち檻から出して戦う意味が無いし

GM : んで檻の中に4・5匹異形となった獣達が転がっている
  今しがた君が処理した獣達だ 君はすでにこんな事を何回もくり返している
  ・・・・・・いつ頃から務めているんでしょうか?
澪 : どうだろうねぇ
裕也 : 10年前ぐらい?(笑)
澪 : 5年ぐらいはやってると思うよ 大学生の頃からやってる
GM : うぃ じゃ・・・
  いつもはこの仕事はふたりで行なっているのだが
  相方の彼女が珍しく送れたために先に仕事をしてしまったと
澪 : シナリオロイスの咲苗?
GM : そ 年は同じぐらいだと思う
澪 : 同じぐらいだよって言い張ってる(笑)
GM : じゃ お互いにそれを言い合ってるから(笑)

GM : そんな状況で、外から扉を開いてくれって言う信号が入る
澪 : ん?
GM : コレは中でなんかやっているときに不用意に扉を開けたり出来ないように
澪 : あーなるほどね
GM : という訳で、パスコードを入力してください
澪 : ・・・・・・・・俺が!?(笑)
GM : うん(笑) あなたが決めたはずのパスコードを入力してください
澪 : ・・・・・・そんなもの覚えてる訳無いじゃん
裕也 : おい(笑)
GM : 覚えてないのか(笑)
澪 : っていうのがパスコード(一同爆笑)
GM : もいっかい言って
澪 : 『そんなもの覚えてる訳無いじゃん』
GM : 解りました(笑)

GM : じゃ扉がガーっと空いて
  「ゴメン遅れたわ」と言って月詠咲苗・・・年齢不詳が入ってきます(笑)
澪 : この人は普段何をやっている人なの?
GM : 普段は基本的に研究所での実験・・・及び処分
  ・・・で、入ってきました
澪 : 「遅いじゃない」と言って、腹にパンチ一発(笑)
一同 : (笑)
澪 : ちゃんと手加減しますよ(笑)
GM : 肉体低い 避けられない
澪 : こっちも肉体1だけどね
裕也 : やるの?(笑)
GM : 5
澪 : 7
GM : 当った 「がはぁ!?」
澪 : 軽くね(笑)
GM : まぁ素手では攻撃力-5だしね
澪 : ・・・3

   ちなみにルール上エフェクトレベルを下げる事だって可能なので
   実際ダメージロールなどをふる必要は皆無
   というかPC同士で当ててダメージがあったりすると
   ・・・ネタに成ります・・・

GM : ・・・というか言葉のやり取りが全然無いから時間はまったく経過してないんだけど
  そんなやり取りが行なわれている中
  突然ワーニングランプが点灯し、サイレンが鳴り響く そして直後に放送が入る
  ちなみに声は所長のものだと解ります
裕也 : バウバウバウ って?
GM : どんな所長?(笑)
明 : あーあの所長か(笑)
裕也 : ちょっと遠かったか?
GM : ちょっと解りにくいかもね 悠久3に出てくる犬が所長っていう名前なんだよ
澪 : あぁ解った(笑)

GM : 所長は非オーヴァードです・・・ということになっています
澪 : そのうち感染するんじゃない?
裕也 : 実はジャーム
GM : ジャーム!?(笑)

GM : えっと・・・
  ≪研究所内の実験動物が建物の外へ逃亡 直ちにコレを処理しろ≫
澪 : ハイ!?
GM : 当然コレは君たちへの指令です
  戦闘部隊は君たちしかいないんで(笑)
  と、放送が終わる前に咲苗は外へと駆け出していく
澪 : 追っかけますよ
GM : 部屋を出ると、確かに10ではきかない数の獣の遠吠えが聞こえる
明 : ワアァァァァヲーーーーーン
GM : そんな感じのを10ぐらい並べて流したと思ってくれ
澪 : うるさいなあ(笑)
GM : 直後に月詠のワーディングが張られた事に気付く



     *     *     *



GM : 場所が変わって所外
  戦闘はすでに終わったので、侵蝕率を1D10上げてください
澪 : 6〜
GM : そんなに強い奴じゃないんで、戦闘系じゃなくても倒せると思ってくれ
澪 : じゃぁいい感じに化学物質を散布してぐじゃぁって溶けていくのね(笑)
GM : しかも月詠は月詠で電撃で焼いていくからね
裕也 : 臭っ!?(笑)
澪 : ちゃんと消臭剤も巻くから大丈夫よ
裕也 : ソラリス便利だー(笑)
GM : このタッグにはこんな意味があるのか(笑)
澪 : たぶんね(笑)

GM : じゃ・・・先ほどまでの喧騒が嘘のように静まりかえっている
  月詠は幾つものの屍骸に囲まれながら、かすかに震えているように見えた
澪 : ん〜・・・・放置(笑)
GM : 月詠がかすかに呟く
  「なんで・・・こんなことしてるんだろうね・・・こんなはずじゃ、無かったのに・・・」
澪 : 何も言いようが無いですよ
GM : 「ゴメン 頭冷やしてくるね」といって研究所の外にゆっくりと歩いていきます
  そんな彼女を見ていると・・・シナリオロイスを取得してください
  推奨は同情/不安です
澪 : とりあえずネガティブの不安を表にしておいて
  ポジティブは・・・同情で良いかな


   そんな彼女をを見ていると・・・何となくだが・・・不安に思ってしまう・・・


   シナリオロイス : 月詠 咲苗 ♀
   感情 : 同情/不安






●シーン3『予感』● 藤崎 裕也

GM : シーン2がオープニングでは一番長いんだよねぇ シーン3は短・・・
裕也 : じゃ俺がその研究所から脱走してきたのか?(笑)
澪 : 実験動物だったんだ(笑)
裕也 : 「危ねぇ 脱走できたぜ」みたいに(一同爆笑)
澪 : あなたも一緒に溶かすよ♪

GM : 場所は癌○付近に自宅か事務所を構えて欲しいんだけど
裕也 : じゃ事務所で
明 : じゃあのメイド喫茶のところで良いじゃん
裕也 : あったっけ?んな所に
明 : 『あった』よ 潰れたらしいけど
澪 : うん
GM : あの花屋の上だよね
明 : そうそう

   妙に詳しいこの面子(笑)

GM : まぁ俺的にはあの99円ショップあたりを考えてるんだけど
裕也 : あーハイハイ
GM : 時間は夜10時ごろなんだけど事務所にいるのかな?
裕也 : いるんじゃなーい(なんか投げやり)
GM : ま、残業とかで・・・侵蝕率を上昇させてください
裕也 : あそか・・・(コロコロ)・・・6 38か・・・
GM : 結構忘れがちだよね

GM : 10時ごろ 何してんのかな?
裕也 : テレビ見てんじゃない?

   夜10時の事務所にてテレビを見るこの男 誰だ?(笑)

GM : そのテレビの音も聞こえなくなるほどの轟音が響く
澪 : どかーん どかーん どかーん

   なんか『あずまんが大王』の『ちよちゃん』を思い浮かべるのは俺だけか?

裕也 : 「あーなんか事故ったなぁ」
GM : ついで獣の大群でも現われたかのような幾つもの遠吠えが聞こえて来る
明 : ワオォォォォォォォォォォン
GM : そして直後に張られるワーディング
裕也 : 「このワーディングは!?」とか言いながら窓の外を見る
GM : すると射抜かれるような鋭い視線を感じる
裕也 : 「誰だ!?」って見るね
GM : 二つの赤い瞳と、その下にある青白い光点だけが闇の中に浮かんでいる
  数秒が数時間にも感じられるような沈黙の後、視線の主はすっと姿を消した

   どうみても普通のものには見えないその姿を見て直感する
   ・・・いずれ再び出会うことになるであろうと・・・

裕也 : 俺エスパーじゃん
GM : それはレネゲイドの神秘 とまぁコレでシーン終了です
裕也 : 終わりですか?
GM : 終わりです
裕也 : リアクション取り難い
GM : というかシナリオに絡み難かったからこんなんです
裕也 : 指定してきてそれは酷くなーい!?(笑)
GM : こんなんしか思いつかなかったんだって

   ぶっちゃけて開き直るGM

   シナリオロイス : "ブレインビースト"
   感情 : 好奇心/恐怖







ミドルフェイズ



●シーン1『消えた人、高まる疑問』● 荒井 澪

GM : じゃ次ーミドルフェイズだね
明 : マスターシーンから?
GM : ・・・・有りません!
明 : ありませんか
GM : めんどくさかったです(一同爆笑)
裕也 : コラ(笑)

GM : シーンプレイヤーは荒井澪
  場所はUGN研究所で朝7時ごろ
  ・・・侵蝕率上げてください
澪 : はーい・・・(コロコロ)・・・5 OKどぞ

GM : 一部の実験動物が逃げた可能性もあり、警戒もかねて研究所に泊まっていた
澪 : 寝ちゃったけどね(笑)
GM : なんかあったらたたき起こすから(笑)
澪 : はーい

GM : 昨夜の戦いのために疲れて眠っていたのだが
  まだ寝たり無いと思うような時間に突然目覚ましの音に起こされる
澪 : 「そんな速い時間につけた覚えないんですけどねぇ」
  って言いながら目覚ましを叩く
GM : 叩こうとすると目覚し時計が避けます(笑)
  常に君の耳元で鳴っています(笑)
澪 : 明らかに誰かいるって言うのに気づくんだけど(笑)
GM : だね(笑)
澪 : しかも多分、咲苗だよね?
GM : や、どーだろ
澪 : 「咲苗!」と言いながら顔面のあたりを殴ろうとします
  ・・・達成値9で(笑)
一同 : (大爆笑)
GM : (じゃ適当に肉体2、回避0で・・・)14! 華麗に回避
  「おっと 危ないですねぇ」と言いながら
  ・・・・・・というか・・・所長です(笑)
澪 : (笑)
裕也 : 危なかったな(笑)
澪 : ちょっとその可能性も考えたんだけど(笑)
明 : 所長人間だったのか(笑)


   人間です 放送とかもしてました


GM : 「昨日は、ご苦労様でした」
澪 : コワイ(笑) 給料が(笑) 給料が〜(笑)
裕也 : 殴りかかったからねぇ(笑)

GM : 「君の迅速な対応に感謝します・・・ですが・・・一つ問題が起きました」
裕也 : 今?(笑)
GM : 今じゃなーい(笑)
  「まぁこれは貸し1ということにしておきましょう(笑)」
澪 : 「すいません ホントスイマセン」(笑)
GM : ま、そんなに厳しい所長じゃありません
澪 : ネガティブは恐怖にするね(一同爆笑)


   屍骸と逃げた実験動物を照合した結果
   一体だけ
   ただしとびきりにヤバイ獣が1体逃げ出している事が判明した
   コードネームは"ブレインビースト"
   ハスキー犬のオーヴァードである


裕也 : ハスキーボイス?(笑)
GM : それは違うだろ(笑)


   シンドロームはキュマイラ/ノイマン
   ほぼ人間同様の知能を獲得している獣で戦闘能力も高い


澪 : 「大変ですねー」(←超他人事)
GM : 「そうですねー」(←超笑顔)


   ただ、強力な獣ゆえにその枷も強力だった
   そう簡単には外す事が出来ないはずだった檻は綺麗に開けられていた


澪 : 「つまりそれは外部から何かが有ったと?」
GM : 「その可能性が非常に高い」


   さらに昨日から月詠咲苗は何も言わずに研究所を去り、連絡も取れない


GM : 「月詠咲苗を重要参考人として、現在 捜索中なのですが
  君にも彼女を探してもらいたい
  プラス"ブレインビースト"も探し出してもらいたい」
  ちなみに今この支部で戦えるのは君だけです(笑)
裕也 : 人材不足なの?
GM : うん


   支部は一度壊滅状態になったらしいしね

   こうして月詠咲苗の捜索・捕獲
   及び"ブレインビースト"の捜索・始末が荒井澪に正式に依頼される


澪 : 「スイマセン ホントがんばって探します」(一同爆笑)


   所長に対して表を恐怖にした澪は妙に卑屈だった!!(笑)


GM : 「信頼が置けるのならばイリーガルなんかを動員しても構わない」
  ・・・というか戦闘タイプを連れて行け!(笑)


   純戦闘タイプであるPC1は澪に対するPC間ロイスで恥辱を取得している
   とっても共同戦線を取り難い状況にあったのだ(笑)


   "ブレインビースト"
   キュマイラ/ノイマンの大型犬のオーヴァードである
   その胸にはレネゲイドの力を抑える特殊な石
   カウンター レネゲイド クリスタル(以下CRC)が埋めこまれている
   コレは宿主のウィルス活性によって働き、そのウィルスの働きを抑える
   抑えると同時にこのクリスタルは青白く光ることが解っている


GM : 「CRCが外されたと事も考え、くれぐれも協力者を集めるように」
澪 : 「ハイ じゅーぶんに気を付けまーす」(笑) (←妙に卑屈)






●シーン2『忍び寄る非日常』● 夜神 明

GM : じゃ次ー(シーンプレイヤーカードを明の前に置く)
  侵蝕率を上げてください
明 : とー・・・(コロコロ)・・・2
GM : 場所はS学園前の坂 通称Sの坂
  登校時間はある程度自由だけど授業に間に合い、かつある程度余裕のある時間を頼む
明 : ちなみに昨日の事件の事は知ってるの?
GM : や、家は遠くなんで知りません
明 : じゃ・・・今の時刻は午前7時 通勤ラッシュを避けて早めにやってきました
澪 : 速っ!?(笑)


   ちなみに授業開始は8時です


明 : 時間に余裕があったほうがいいんでしょ?
GM : まね


   いつも通りの通学路
   いつも通りの静かな町並み
   いつも通りの少ない学生達

   だが、かすかな違和感が近付いているような気がした


GM : UGN研究所の壁が派手にぶっ壊れてて
裕也 : 微かじゃねぇ(笑)
GM : や、微かに感じたのは坂を登っている途中だ(笑)
明 : こらヤバイねぇ
GM : で青いビニールシートなんかが張られている
  そして、なんとなく血の匂いが漂っているように感じられる
  しかし、君の回りに歩く学生達はまったく気付いた様子は無い
澪 : さすがキュマイラ・・・
GM : や、それどころか、明らかに破壊されている壁なども
  君以外の人たちはまったく気にする様子が無い
明 : 「これはワーディングか?」と直感した
GM : その通り

GM : んと・・・(前に座る澪と裕也を見る)
裕也 : 今どっちか出そうとしたぞ
GM : ん〜澪のほうを出そうかとも思ったんだけど・・・
澪 : 7時だと今起きたところじゃない?(一瞬の思慮の後、一同爆笑)
明 : 所長殴ってる最中か(笑)

GM : それじゃ・・・「久しぶりだね夜神君」と言いながら・・・
  一応知っている人です 研究員の久世純一
明 : 「あー久世さん お久しぶりです」(笑)
  「この壁 どうかしたんですか?」
GM : 「ちょっとその事はあんまり人には言わないほうが良いよ」
  解ってると思うけど、一般人には知覚されないようになっているので
  言うと・・・電波なキャラに成ってしまうので(一同笑)
明 : 「なるほどぉ しかし僕の父が警察だって事を忘れてもらっちゃ困りますよ
  この情報を警察のほうに渡されたくなければ・・・」


   突然何を言い出すのかなこの人は!?(笑)


明 : 「なーんて冗談ですよ はははは」
GM : 久世さんはいつも通り困った笑みを浮かべながら
  「君も知り合いのオーヴァードがいればこの事を教えてやってくれ」
明 : 「あーわかりました」
GM : そんな事を伝えて、シーンは終了と言う事で

明 : あっと ここでこーゆー事の情報判定って出来るの?
GM : この壁云々は後ですぐにわかることだからね

裕也 : あれ?ヒロインは出ないの?
GM : (う・・・)・・・でない
明 : 遥は?
GM : 出ない出ない 1シーンってのはこんなもんだよ
裕也 : 出したくないだけじゃないのかー(笑)
GM : や、出ないのにも意味があるんだよ
裕也 : あそっか・・・
明 : それじゃ昨夜のちょっと様子がおかしかった遥を思い出して不安になる

GM : ま、遥はこんな早い時間に登校しないから
  学校近いやつってそんなもんだろ?
  学校始まるギリギリぐらいに家を出るから
明 : その前で待ち伏せしてて、『やぁ偶然だね』とかないの?(笑)
GM : やるならあとで1シーン作って侵蝕率を上げる事に成りますが?
明 : ま、そこまでは・・・ってやってもいいんですか(笑)
GM : 構いませんが
澪 : 1時間も待つのか(笑)
明 : そこまでじゃないよね それじゃストーカーさんになっちゃうよね(笑)
澪 : しかもそうするとUGN研究所から出てくる俺が見かけるぞ
  『あ、またやってるわ』とか思いながら(一同爆笑)
GM : またなのか!?(笑)

GM : まぁ今回やったらいつものことって言う設定が出来る訳だ
  そんなところでシーンを終了しまーす
明 : はーい






●シーン3『大事件は犬探しから?』● 藤崎 裕也

GM : じゃ次はこちらです(シーンプレイヤーカードを裕也の前に)
裕也 : はーい 朝7時?
GM : んと・・・何時ごろ起きる?
明 : あ、俺シーン終了前に橘のマンションの前で待機態勢に入りましたんで
GM : 入ったの(爆笑)
澪 : 入ったんだ(爆笑)


   ・・・台詞回想・・・
   『それじゃストーカーさんになっちゃうよね』

   『それじゃストーカーさんになっちゃうよね』

   『それじゃストーカーさんになっちゃうよね』

   『それじゃストーカーさんになっちゃうよね』

   『それじゃストーカーさんになっちゃうよね』

   ・・・なりました(笑)・・・


GM : それじゃシーン3終わったらやりましょう

裕也 : 起きるのは6時半頃で
GM : 6時半頃おきて事務所にきたって事でいいかな?
裕也 : や、事務所で寝てる
GM : あ、そーなんだ


   この時はこの日だけなのかと思ったが、いつも事務所で寝泊りしているらしいです


GM : 朝9時ごろは何してる?
裕也 : ニュースでも見るかな 探偵だし(笑)
  「あー今日も仕事ねぇなぁ」とか言いながら
GM : 「その仕事をお持ちしましたよ」と所長が


   このとき『所長』と言ったのがよくなかったのか
   私は『UGN研究所』所長のつもりだったのですが
   向こうは『探偵事務所』所長だと思ってたらしいのです
   リプレイではそれによる言葉のすれ違いなどは極力削除してお送りしてしまいます
   非常に読みづらいので


裕也 : 「もー猫探しは勘弁してくださいよ」(一同爆笑)
GM : 「大丈夫です 今日は犬探しですから」(一同大爆笑)
裕也 : 「今月入ってもう23匹ですよ?」(笑)
GM : 「ま、今日はそんな和やかな仕事じゃありませんよ」
裕也 : 「ほぅ それは?」
GM : 「オーヴァードたる君に仕事を依頼しに来ました
  昨日研究所で騒ぎがあった事を知っていますか?」
裕也 : 「あぁ昨日の獣の鳴き声・・・」って研究所で起こったって事は知らないのか?
  「保健所のほうでなにかあったんすか?」
GM : んー研究所で動物を使った実験が行なわれている事は知ってて良いんじゃないかな
澪 : 猫探したり犬探したりしてるもんな(一同爆笑)

GM : 「かくかくしかじか」
裕也 : 「ほぉそんなことが」
GM : という訳で、依頼の内容をまとめると
  荒井澪と協力して"ブレインビースト"を探し出す事
  及び月詠咲苗の足取りを追って彼女を見つけること
裕也 : 事件のファイルを貰う訳だね
GM : だね そこに"ブレインビースト"や月詠咲苗の写真とかもあることにしよう

裕也 : 「所長!!
GM : 「ハイ?」
裕也 : 「結局犬探しじゃないですか」(一同爆笑)
GM : 「なに言ってるんですか 並みの人が行ったら殺されちゃいますよ」
裕也 : 「でも犬ですコレは」(笑)
GM : 「大丈ー夫 人探しも交じってます」
裕也 : 「くっ やっぱり俺には犬探ししか出来ないのか」
GM : 「報酬は犬探しより数段高いですから
  ・・・まぁもっとも危険度も数段高いですが・・・
  受けてくださいますか?」
裕也 : あぁまぁ・・・「解りました」

GM : というわけで・・・
裕也 : 今月24匹目の動物探しへと旅立つのでした(一同爆笑)

GM : これでシーン終了かな






●シーン4『それじゃストーカーさんになっちゃうよね』● 夜神 明

GM : という訳で
明 : じゃ張り込み中
GM : えっと8時頃・・・かな
明 : 1時間も待ってたのこの人? キモイね(一同爆笑)
GM : や、途中で帰ったならこのシーンは無しでも良いけど
明 : うん いいや

GM : じゃ場所はマンションの前 時間は8時ちょい過ぎ
明 : ちょいすぎ?
GM : 予鈴のなった直後ぐらいだね・・・
  予鈴が鳴り終わっても橘が出てくる気配はまったく無い
明 : 気配がまったく無いの?
GM : うん まぁいつも2・3分前に駆け込んでくるんだから当たり前なんだけどね
  というわけでそのまま時間が過ぎていって・・・

GM : 授業開始まで後5分
明 : 「やばいな・・・」

GM : 4分

GM : 3分

GM : 2分

GM : 1分(笑)

GM : 30秒前(一同爆笑)

GM : 25秒前 なんもしませんか?
明 : え・・えーーーと・・・ (←困惑)

GM : 15秒前
明 : ど・どうしよう・・・

GM : 10
裕也 : 踏み込めって事ですよー

GM : まぁ部屋に突入するか、学校に行くかだね
澪 : 9 (←カウントダウン引継ぎ)

澪 : 8

澪・裕也 : 7

澪・裕也 : 6
GM : 君の足ならまだ間に合う!

澪・裕也 : 5

澪・裕也・GM : 4
明 : 部屋に・・・
GM : 「君 何してんだこんなところで もう遅刻だぞ」
  と後ろから声をかけられる
明 : 「誰だ!?」と振り返る
GM : 学校の普通の教師です (一同爆笑)
明 : 「いえいえ ちょっとコレはその・・・」(笑)
  「貧血になりまして」(笑)
GM : まぁそんな言い訳も聞かずに首根っこ捕まえてずるずると学校に行く
明 : その教師の腹にパンチかまして逃げるっていうことも・・・
  や・やりません(笑)

裕也 : 何のためのシーンだったんだ−?(笑)
明 : や、でも一つ情報を得られたじゃん
澪・裕也 : ん?
明 : 遥がなんかおかしいって
GM : でも学校休んでいる事は学校行ってても解るんだよね(笑)

GM : ま、そんなわけで・・・って侵蝕率上げたっけ?
明 : 忘れてた・・・(コロコロ)・・・うわー9も上がったぁ
裕也 : あ、俺もさっき上げてねぇや・・・(コロコロ)・・・2


   侵蝕率の上げ忘れにはGMもPLも注意しましょう






●シーン4『未定』● 未定

GM : 次のシーンなんだけど、澪から明にどう依頼するかっていうシーンだね
澪 : だったら1時間目化学の授業だから


   そう決まりました


GM : 周りに人いっぱいいるけど?
澪 : や、後で来いって言う風に伝える
明 : 授業中にワーディングはっちゃうってのは?(一同爆笑)
GM : だれかが『あっ』って消しゴム落とした時に時が止まって
  気付いてみると消しゴムは一瞬にしてスゴイ遠くに転がってる(笑)
裕也 : 実験中とかだったらまずいよねぇ(笑)
GM : 中和滴定とか中和を一瞬で抜けるな(笑)

GM : まぁ授業中に誘うならその後会うシーンを作ったほうがいいでしょ?
澪 : 昼休みに来なさいと言ってた事にして・・・

GM : じゃその昼休みぐらいまでの時間空いてるんだけどなんかする?
裕也 : 俺は事務所出て学校行きます 一緒に捜査しろって言われてるし
GM : そうは言っても学校終わってからにしてくれ
  あ、そういえば依頼の補足なんだけど
  "ブレインビースト"に関してはある程度アテがあるので
  今は月詠咲苗メインで追ってくれと言われています
裕也 : じゃ月詠咲苗について裏情報で調べる
GM : それをするならシーンを作るよ


●シーン4『月詠咲苗の動向』● 藤崎 裕也

裕也 : じゃ侵蝕率・・・(コロコロ)・・・5
GM : じゃ月詠咲苗を追うという事で〈情報 : 裏社会〉で判定してくれ
裕也 : ・・・ダイスが8だから、9
GM : えっと池○駅あたりで目撃され・・・
  ・・・ってこれ裏社会っぽくねぇ (元々噂話で得られる情報だった)
  ・・・んーと・・・『新宿のカプセルホテルに昨夜、宿泊したという情報を得る』
裕也 : んじゃそこに行ってみましょう
GM : ま、今行ってもいないっていうことしか解らないけど(笑)
澪 : そうだねぇ(笑)
裕也 : どーすりゃいいんだよー
GM : まぁとりあえずそこに居たって言うことが解ったって事で
裕也 : わかった
  んじゃそんな事しているうちに時刻が夕方になったって事でいいすか?
GM : そだね


   改めてみるとこのシーン・・・何がしたかったのかよー解らん!?
   や、私がシナリオ進行してたんですが
   ・・・うぅむ・・・
   まぁしかしこーゆーシーンが出来てしまうのも致し方ないだろう きっと(強引に正当化)
   今度からは気を付けます スンマセン






●シーン6『非日常への招待』● 荒井 澪

GM : (澪の前にシーンプレイヤーカードを置く)
  じゃ侵蝕率を上げてください
明 : 俺はまだ良いの?
GM : まぁすでに呼ばれたところから始めるって事で上げてくれ
裕也 : 体育館裏で
GM : 体育館裏?(笑)
裕也 : 基本でしょ?(笑)


   なんのですか?


澪 : 化学教員室で
GM : 新井大先生はいるの? (←上司の名前で、モデルがいます)
澪 : 研究日じゃない?(一同爆笑)


   大先生は勝手に休みの日にされました


明 : じゃ俺は がらがら「失礼しまーす」と教員室に入っていく
  「こんな人気の無いところに呼び出して一体何がしたいんですか?」(一同大爆笑)
  「まさかまた○○が疼くってんじゃねーだろーな あ?


   伏字にするか微妙なコメントでしたが、伏せました
   こう見るとスゴイ卑猥な事を言っているようにも感じますが、そうでもないライン
   彼のノリのよさはメンバー最高です(笑)


澪 : この人に相談しない方が・・・(笑)
裕也 : 組みたくねーな(笑)

明 : 「どうしたんだよ センセ」
裕也 : 不良学生だっけ?
明 : うぅん 違うよ


   でも不良・・・っていうかそれ以上のものな気がします


澪 : 「中間試験さぁ 2点だったでしょ」(一同大爆笑)
  「オマケに今日遅刻してきたでしょ」
明 : 「・・・・・・だからどうしったって? まぁそれは全て事実だが」(笑)


   どうにも面白げな展開ではあるものの
   なんか組みにくいことは事実
   で、ちょっと口をはさんで見ます


GM : 明の方としては研究所の異変について訪ねるって言うことが出来るね
明 : あぁ それもそうだね
裕也 : 今は2点という問題が最優先だ(笑)
GM : そうなの(笑)

明 : 「まぁそんな事は今はどうだっていいんだ」
GM : どっち? 遅刻とか点数のほう?
明 : そそ
澪 : いいんだ(笑)
  「でも出席足りるのかなぁ・・・」(笑)
明 : 「後1日は休めるはずだろ」
GM : ちょい待て まだ夏休み前だぞ(一同爆笑)


   全部休んでても出席日数の危機にはなりません


明 : 「ところで、今日癌○前を通った時に妙なものを見たんだが」
澪 : 「妙なものって?」
明 : 「一般人の パンピーの馬鹿な生徒たちは気付いてなかったみたいだが」(一同爆笑)
  「壁にでっけぇ穴があいてたよな ありゃ一体なんだ?」
澪 : 「馬鹿でもオーヴァードなら気付けるんだねぇ」(一同大爆笑)


   そしてふたりの間に流れる極寒の風


GM : やべぇ牽制しあってるこの二人
  ちなみに説明は『かくかくしかじか』というのでOKだよ
澪 : 「『かくかくしかじかー』昨日研究所が襲われて犬が逃げたの」
GM : 『襲われた』という事実は特に無いですが
澪 : そーか で穴があいたんだけどねー
GM : ちなみに穴はそこだけじゃなくて
  実験動物がいたところからずっと続いてた
明 : 「お前なんか隠してないだろうな」
裕也 : 教師と生徒の会話じゃねぇ(笑)
澪 : 隠したって言われてもなぁー
GM : そんなに情報自体を渡されてねぇよって思ったでしょ?(笑)


   はい、私の不手際です


裕也 : っていうかコレで依頼になるのか?
GM : ならない気がする・・・

明 : 「隠してるってのは橘遥のことだよ
  今回の件にアイツが関わってるんじゃないだろうな」

GM : あ 橘遥なんだけど、まだ学校に来てないです
  で、さらに澪は知ってる
  昨日研究所に訪れた橘は顔色が非常に悪かったためにすぐに家に返した
  だから幸か不幸か、事件当時研究所にはいなかった・・・ということを
澪 : 「・・・だって」
明 : 「そうかぁ・・・疑って悪かった」(一同大爆笑)
裕也 : 素直だ!?

明 : 「なーんて言うと思ったかこの○乱○奴○が!」(一同大爆笑)
裕也 : 舞人君チックな感じで
GM : そだね  ※PCゲーム『それは舞い散る桜のように』の主人公です

GM : 一度確認しておこう
  このシーンの最終目的は澪が明に事件解決を手伝おうよう依頼する事だ


   完全にぶっちゃけましたが
   わかりきった事ですし、そうでなくてもPLに前もって行っておいたほうが良い事もあります
   ルールブックにもそんなことが書いてあったはずです


澪 : んじゃ《縮地》ですぐ背後に移動して メスを突きつけて
  「中間試験の成績を後38点上げてあげようか?」


   突然脅しモードに移行する荒井澪(年齢不詳)


明 : 「人に物を頼む態度じゃねぇなぁ」


   そしてそれにまったく動じない主人公不良学生 夜神明


明 : 「まぁまずはそのメスをどけな
  貴様がどうしても俺の点数を38点あげたいっていうなら今回の件手伝ってやらん事も無いが」(一同爆笑)
裕也 : 金じゃなくて点数で動く(笑)
明 : 学生という身分を失うと何かと不都合が
  それに一応俺級長だし  (←ライフパス学生で『名誉』をふっている)
裕也 : 頭悪くね?(一同爆笑)
GM : や、文化祭実行委員長ならOKだ
明 : あぁそか
裕也 : 悪かったな成績悪くて(一同爆笑) (←元文化祭実行委員長)

明 : 「さぁ 俺の点数38点あげさせてくださいと土下座して頼みな」
澪 : あのGM これ頼まなくてもいいですか?(一同爆笑)


   ココまで流れを見ていたGM やっと自分の役割に気付く


GM : もしかしてこの場面はNPCの助けが必要なのか?


   もっと早く気付くべきである


GM : んじゃそんなやり取りの中、明の携帯が鳴り出す
澪 : 「あれ?学校に携帯もってきて良いのかなぁ?」(笑)
  「ま、出ても良いよ?」(笑)
明 : んじゃ出る
GM : 見るとディスプレイには父親の名前が書いてある
明 : 「もしもし」
裕也 : パパー(一同爆笑)
GM : 「明 今ごろ事件の依頼を受けてるよね」
明 : 「あぁ」
GM : 「そしてお前の事だ 依頼を渋っているのだろ?」
明 : 「渋っているというよりもこの女が土下座して頼むのを待っているだけだ」

GM : あれ?お父さん情けないんだっけ?
明 : そだね
GM : じゃお父さんじゃ依頼を受けさせることは出来ないか?
明 : いや、お父さんを庇護したい気持ちもあるから
  お父さんが代わりに土下座すればいいんだよ(一同大爆笑)


   超☆ひねくれものってことだね


GM : 「上のほうからの要請もあってな 明にこの事件解決を手伝ってもらいたいんだ
   この通り 頼む
  と言って、頭を一気に下げる音がする
裕也 : ゴチン(笑)
明 : 「おい親父 また机に頭ぶつけてんじゃないだろうなぁ」(笑)
GM : 「あぁまたやってしまった また机を壊してしまうかもしれないな」


   頭が物理的に固いお父さん


明 : 「おい後5年で定年退職なんだからしっかりしてくれよ」


   頭が物理的に固い定年まで5年と迫ったお父さん


GM : 「明の言う通りだな」(笑)
明 : 「しょうがねぇ このいけすかねぇ女○乱教師の言うことは聞けねぇが」(笑)
  「親父の頼みじゃしょうがねぇな」
GM : 「あぁ ありがとう それじゃ頼むよ」
  と言って電話を終える

明 : 「・・・と、言う事だ」(一同爆笑)
澪 : 「ふーん」(一同大爆笑)

裕也 : このふたり仲悪りーよ(笑)

明 : 「仕方が無いからこの依頼 受けてやる事にしよう」
  「しかし貴様が俺に何かしたら、例のビデオをいつでも放送曲に送りつけるからな」

GM : とまぁ和やかな雰囲気ですが、依頼を受けたのでシーンを終了します






●間幕『敵か味方か?』●

GM : 何とかふたりが合流したか・・・
明 : ホントに仲間なのかな 俺たち(笑)
澪 : すっごい敵同士みたいな関係になってるよね(笑)
裕也 : 俺が絡みずらい(一同笑)

明 : でも、違うんだよ そういう関係だけど二人は実は愛し合ってるの
澪 : っていうかタイタスにしていい?(一同大爆笑)
明 : 勘弁して勘弁して(笑)
澪 : でもちょっと感情変える こんなキャラじゃなかったのになぁ・・・


   ルール上一度決めた感情はシナリオ中に変えてはいけません
   ただし、GMの判断は全てに優先されるのでGMが許可すればその限りでは有りません
   最初のセッションでは特に、想定と狂うと言う事はままあるでしょう
   ぶっちゃければ雰囲気でてればなんでもOKじゃないかと思うわけです
   理不尽なのはダメですけどね


澪 : 慈愛とかねーよ(笑)
GM・明 : 無いね(即答)
裕也 : 両方ネガティブじゃねー?
澪 : ホントそれでもいいんだけど・・・
明 : 俺も澪にロイス結んでもいい?
GM : いーよ

明 : 澪にポジティブ感情あるのかな
澪 : (笑)


   互いが互いにネガティブ感情のみのこの関係


明 : ポジティブは同情で・・・・ネガティブは侮蔑にしておくわ
  で、侮蔑が表に出る事にしよう
裕也 : うわ(笑)
GM : この人 ネガティブばっかりだ 表が

澪 : ポジティブ親近感にしておきます 恥辱が表で






●シーン7『未定』● 未定

GM : 次のシーンなんだけど、3人の合流ってシーンいるかな?
  このふたり(澪と明)のような事がなければ特別変なことは起きないんだけど


   正確に言うと普通ならば合流するシーンは欲しいところです
   ただ、何でかは知りませんが私は3人合流を考えてませんでした
   ・・・・や、マジなんでだろ・・・

   まぁ結果的には時間と侵蝕率の関係上カットしてもまぁ良かったのですが
   ソレは単なる結果論です
   あと、結果的にPC3をないがしろにすると言う雰囲気になりました

   ホントPC3の活躍の場が有りませんでした
   この場を借りて一方的に誤っておきましょう
   すみませんでした
   SideBでは主人公みたいなんで勘弁してください


明 : 澪と裕也はもう出会ったのかな?
GM : え?明は別行動なの?
澪 : できれば別行動がいいかなと一瞬思ったり(笑)
GM : ま、調査に関しては別々のを調べるってのも有りだね

明 : 遥の事が気になるかな
GM : それもいい選択だね


澪 : 遥に対してなされていた実験の内容を知りたいんですが
GM : んと・・・それは研究員として知っていていいでしょ


   橘遥のシンドロームはブラム=ストーカーの純血種である
   一般的認知としては《抱擁》というエフェクトを使用できる
   死に瀕した非オーヴァードを蘇らせる効果をもつ
   だがその半面、コレにより蘇った者はレネゲイドウィルスが活性化する
   つまりオーヴァード化する危険性をはらんでいるのである

   このエフェクトを使い、動物のオーヴァードを創り、実験を行なっている

   だが、何故橘遥がその役割を担う必要があったのか
   別の人物では代わりにならなかったのか・・・

   結論を言えば『ならない』
   橘遥はこのエフェクトを使用した時に相手をオーヴァード化させる確率が非常に高い
   原因を調査しているものの、現在のところ不明である


明 : その情報を俺は聞いたってことで良いの?
GM : 澪の方が明に教えればね
澪 : まぁ教えてあげるよ 一応
GM : あ、あと最近遥の体調がよくない件だけど・・・


   結論から言えば『原因不明』である
   状況的に見て実験に協力している事が影響しているだろうと考えられているが
   様々なデータを取りながら実験を行なってみるも、原因解明はならなかった

   ただ、抱擁を使ううちに段々悪くなっていったわけではなく
   ある時期に急速に体調が悪化し始めた
   その時期を徹底的に調べるも、結局因果関係がありそうなものは見当たらない


GM : とまぁ知ってるのはそこまでだね これ以上の情報を求めるなら判定をどうぞ
澪 : じゃしておこうかな
GM : 澪はその事を調べるとして
  他の二人はどうするのかを先に宣言しておいてくれないかな
裕也 : 俺は"ブレインビースト"の方は所員に任せて
  月詠咲苗の方を新宿から先を追跡してみようかな

明 : 学校に戻って噂好きの友人から話を聞きます
GM : え?何の?
明 : 遥のこと
GM : や、遥の家すぐ近くだよ?
裕也 : お見舞いでも行けばいいんじゃない?
明 : それじゃ遥の家に突入しまーす

澪 : 付いていこうかな
GM : ん?付いてくるの? シーンが増える事になるけど
明 : 付いてくんな(笑)
澪 : 一人にしておくと襲い掛かりそうで恐いんだけど(笑)
GM : 確かに!!(笑)






●シーン7『探索その1(遥について・咲苗の行方)』● 荒井澪・藤崎裕也

GM : そんじゃ二人の判定は続けざまにやるんで侵蝕率を上げてくれ


   この辺はシーンプレイヤーも何も無く進めてました
   あとからリプレイを書く段(今)になって後悔してます
   シーンをしっかりココからココと決めておかないと後が大変です
   リプレイを書こうと思っているGMの皆様 お気をつけ下さい


澪 : 何で判定すれば良いの?
GM : んと・・・なに持ってるんだっけ?
澪 : 〈情報 : UGN〉とコネで大学教授を持ってる


   判定をさせる際には多少PCの持っている技能を参考にした方がいいでしょう
   事前に決めていたものは持っていなくとも
   多少は代用できるものを持っているかもしれません
   PLとしてもPCが持っている技能を使ってくれた方が嬉しいでしょうし
   っていうか一度も使わなかったらそれは不要ってことに成りますからね


GM : 確か〈知識 : レネゲイド〉ってのがあったよね?
澪 : あーあるね
GM : んじゃそれで頼む

裕也 : こっちは〈追跡〉で良いのかい?
GM : 咲苗の足取りを追うんだよね・・・ん、それで判定してくれ

澪 : ・・・(コロコロ)・・・8だから1足して9
裕也 : ・・・(コロコロ)・・・4!? 5だ
  見失ってるっぽいね(笑)

GM : んじゃ・・・・・・新宿駅に現われた事は解る
裕也 : ま 新宿にいるんだからね(笑)
GM : で、相当遠くに行く急行列車にでも乗ってどこぞへと旅立った
澪 : どこ行きとかはわからないよね?
GM : 解らないね っていうか俺が何線があるのか解らない(笑)
  まぁともかく南西の方向だね
明 : 新宿から南の方だと伊豆とか箱根とかかな?
澪 : 温泉か!? 温泉に疲れを癒しに行ったのか?(笑)


   ま、んなわけ有りませんが(笑)


裕也 : よーし箱根に向かうぞ(一同爆笑)

GM : んじゃその辺の事情報を集めたあたりで
  "ブレインビースト"に関する新たな情報が入ったと研究所から連絡が入る
裕也 : んじゃ戻ります(笑)



     *     *     *



GM : で、澪の方は・・・9だったよね?
澪 : そーです
GM : んと・・・


   カウンターレネゲイドクリスタル(以下CRC)と言うものがあることは前述した
   このクリスタルの効果はエフェクトの力を抑制する事
   つまり、レネゲイドウィルスの活性を抑えると言う効果がある

   他方、UGNの最終目的の一つにレネゲイドの治療というものがある
   レネゲイドウィルスの力を抑える事のできる特殊な石
   当然の流れだが、治療の方向へ役立つのではないかという話になる

   だが、意外なところでその計画は暗礁に乗り上げる
   エフェクトの力を抑え、レネゲイドウィルスを抑制する半面
   何故かレネゲイドウィルスを活性化し、数倍の衝動が使用者を襲う

   そして、橘遥の症状はCRC使用者を襲う状況と酷似している

   だが、"ブレインビースト"にCRCをつけた時期と
   橘の症状が急変した時期には特に関連性があるようには見えない
   橘の容態が変わったのは、CRCを取り付けてから数ヶ月の歳月が流れてたのだ

   それよりもずっと以前から橘は実験の協力者として働いており
   CRCが取り付けられたあとも特に変わりなく過ごしてきたのだ


GM : という感じ
  『状況的に見て関係は間違いなくある
   ただし、客観的に事象を比べると、その裏づけが取れず、理由も解らない』

澪 : ふぅむ

明 : 遥の衝動ってのは何なの?
GM : んと、おそらく本人しか知らない


   衝動と言うのは内面なので、それを普通に言いふらす人はあまりいないと思う


明 : んじゃ遥の衝動について学校の噂話で調べてみる
裕也 : 夜な夜な血をすすってるとか?(笑)
明 : コネがあるから・・・(コロコロ)・・・7+1で8
GM : 学校での橘の評価は・・・
  任務でだけど・・・たまに学校を休んだりする
  ソレぐらいしか目立った行動はなく、基本的にいい子である


   冷静に考えて、衝動が一般人の目に触れることは無いと思う
   もしそうならオーヴァードの人たちみんな奇人変人になっちゃいますから(笑)


明 : 今彼氏はいるの?(一同爆笑)
GM : 君がそうだと噂されてる
  というか、任務とかで一緒に休むってことが何回かあったし
澪 : そして本人は嫌がってるとね?(笑)
明 : 俺は嫌がってないからね(笑)
  ま、それじゃ家に突入しまーす


   冷静に見ると夜神明は何故か調査もして、その後のシーンも出てる
   侵蝕率は2重に上げなきゃいけなかったのかもしれませんね

   ま、結果的にたいした情報を得る事も無く
   っていうかネタを得ただけなんでOKとしましょう(笑)






●シーン8『夢』● 夜神明

GM : それじゃ時間は・・・午後3時ごろかな
  場所は当然マンション・・・7階にある橘の部屋の前まで来ました
明 : (コンコン)
裕也 : 入ってまーす(一同爆笑)
明 : トイレじゃ有りません(笑)

GM : 2・3回ノックしても返事は無い
明 : 鍵は?
GM : ノブを回せば解るが、鍵は開いてる

明 : 不審に思ってドアノブに手をかけてみると、鍵は開いていなかった
GM : 軽く明けてみると、電気はついておらず、薄暗い
明 : 「はるかー? いるかーー?」
GM : それに対する返事は無い
  が、うなされているような声が奥の方から微かに聞こえる
明 : その声のする方に・・・一瞬で 移動
GM : 一瞬!?
明 : 「はるかー!」バッターン
  と、突入しました
GM : それで違う人の部屋だったとかね(一同大爆笑)

GM : 間違いなく橘の部屋だけど(笑)
  ベッドに寝てるんだけど、激しくうなされている
明 : 「だいじょぶかー」と声をかける
GM : 声をかけた程度じゃ反応は無いね
明 : ほっぺたを叩く (ぺんぺん)

GM : すると少し収まって、ゆっくりとまぶたを開く
  そして・・・・・・明のことをなんて呼ぶのかな・・・
明 : 『あっきー』(一同爆笑)


   突然親密さをアピールする夜神明(仮名)


明 : 『明君』でいいよ
裕也 : 『夜神君』じゃないの?
明 : 『明君』だろぉ! 何で苗字なの 今さら (一同爆笑)


   ナニが今さらか?(笑)


GM : まぁでも仕事仲間ならば名前で呼び合うのはそこまで不思議ではないんだよ
裕也 : 仕事とプライベートは分けてるんじゃない?
明 : じゃGMの判断で良いよ
GM : ココはダイスにしよう 偶数なら夜神君で
  ・・・(コロコロ)・・・7
明 : 『明君』で
裕也 : 以外に親しいぞ(笑)

GM : 仕事では『明君』、学校では『夜神君』って使い分けてたんだけど
  今咄嗟に出てきたのは『明君』だったと
明 : そんな状況に内心ほくそ笑みつつ(一同大爆笑)
GM : ほくそ笑んでるのか(笑)

澪 : 傍目から見ると今にも襲い掛かりそうです この人(笑)
裕也 : もう脱いでそうだよな(一同大爆笑)
澪 : しかも寝汗かいたから拭こうねーとか(笑)
明 : それさっき良いそうになった(一同大爆笑)


   一応言わなかったのは彼の一握りの良心なのか・・・


明 : 「おい遥 大丈夫か?」
GM : 「あれ?何で明君がここにいるの?」
明 : お前のドアをノックしても返事が無いから勝手に入って来た


   何故説明口調!?


明 : 「心配してな」
GM : 「そっか・・・・・・なんかすごい恐い夢を見てた・・・」
明 : 「どんな夢?」
GM : 「・・・・・・・・・」
裕也 : 考えてないんじゃない?(笑)
GM : や、今のは遥的な沈黙の演出だ(笑)
裕也 : あーはいはい

明 : 遥の目を見据えて聞く「どんな夢だ?」
GM : 「私の手が真っ赤に染まって・・・血の味がして・・・」
明 : それはフロイトの夢判断によると、普段抑圧されている願望が・・・(笑)
澪 : 違う違う(一同爆笑)

GM : 「それと・・・見覚えの無い夜の町並みが、すごい勢いで後ろに抜けていく・・・」
  と、言うような話を君は聞きました
  で、どう動く?
明 : とりあえずタオルを水で濡らして・・・(笑)
  「スゴイ汗じゃないか・・・」
澪 : そのプレイを18禁にしようとする方向は止めましょうね(一同爆笑)
裕也 : そういえば何故私は服着てないの? 見たいなね(一同大爆笑)

明 : 「しかしなぁ まさか俺が拭く訳にも行かないし」
GM : 「後は私で出来るから大丈夫
  それより、研究所に今日も休むって伝えておいてくれない?」
明 : 「わかった 何か有ったらすぐに携帯に電話しろ」
GM : 「うん わかった」
  と、言うところでシーン終了かな






●シーン9『"ブレインビースト"』● ?

GM : 澪の恐怖の対象である研究所所長の矢倉弘治さんが登場します
澪 : スイマセン(一同爆笑)

GM : 場所はUGN研究所 時間は午後6時ちょい過ぎぐらい


   "ブレインビースト"に取り付けられたカウンターレネゲイドクリスタル(以下CRC)
   レネゲイドウィルスが活性化した時のみ働き、その力を抑える働きを持つ
   その時にCRCから不思議な力が漏れ出すことがわかっている
   その際の副産物があの青白い光である

   その不思議な力の出所を探知する装置を夜通し作成・調整し、何とか完成した
   だが完成した時刻は午前4時ごろ そしてCRCの反応は5時ごろ消えてしまった
   結局その足取りを終えたのは1時間のみだった

   そのうちの40分ほどは研究所からひたすらに遠ざかっていた
   だが、その後10分ほど何故か一ヶ所に留まっており
   さらにそのあと10分は突然の転進
   一直線でこちらの方向へと向かっている

   転進の原因は不明である
   たかが10分の追跡データでは完璧な目標を特定する事は出来ない
   だが、ほぼ十中八九ココが目的だと考えられている

   転進後のスピードは逃走時よりも遅く
   ココに到達する予測としては明日の深夜と考えられている


GM : この探知機は今日の夜も稼動すると考えられている
  稼動すれば、その情報は明日の昼には纏まります
澪 : ふむふむ

澪 : 帰ってくるのは帰巣本能?
明 : そうすると生みの親である遥の下に帰ってきそうだよね
澪 : 元の犬の巣かもしれないけどね(笑)
裕也 : その反応が今夜出てからそこに向かうっていうのは有りだよね?
GM : だね その場合は出来れば全員向かって欲しいけど・・・
  ただ、まだ時間は有るから調べものとかはしてもいいよ

澪 : 早苗の方は失踪の理由とか全然わかってないんだよね
明 : 「まぁ俺としてはそんな女はどうでもいいから遥の側に居てやりたいんだが」


   咲苗の情報が少ないのは私のミスです
   客観的に見ると、どうみても重要な位置にいるように見える咲苗
   ですが実は彼女大して重要じゃなかったんです!!(笑)
   まぁまったく意味が無い訳ではなく、彼女は彼女なりに話があるのですが・・・


裕也 : 「って言われても、仕事上そんな訳にはいかんのよ」
明 : と探偵に声をかけられ、不快感を感じ顔をしかめる(笑) (←PC間ロイスの演出)
裕也 : 「あーそういえばこんな情報を掴んだんだが、君またやらかしたんだって?」(一同爆笑)


   GMの陰謀により出番が少なく、キャラが立たない事に焦ったPCB(仮称)
   とりあえず脅してみます(笑)


明 : 「貴様 俺の親父が警察の中でなんと呼ばれているのか知っているのか?」


   売り言葉に買い言葉
   売られた喧嘩は大特価で購入する ふとっぱらのPC@(仮称)


裕也 : 「知らないなぁ」
明 : 考えてない(一同爆笑)
  ・・・「『もみ消しの金さん』だ」(一同大爆笑)

GM : と、そんな中 矢倉さんの携帯が鳴り出す
  そこで新たな情報が入るが
  転進後の10分の間に、1人のホームレスが食い殺されていた事がわかる
  唾液や殺害時刻などから、"ブレインビースト"が行なったものとわかった
明 : そのホームレスはパンピーですか?
GM : うん
裕也 : まいっか
GM : (・・・・反応なしか・・・)


   一応コレは遥の夢と重ね合わせる為に用意した事件なのだが・・・
   夢で血の味がした遥、と実際に食い殺した"ブレインビースト"
   まぁ現時点で無理に気付かせる必要はないし
   コメントしないだけで考えては居る可能性はあるので何も言いませんでした



     *     *     *



   そして段々と煮詰まってくる3人
   何を調べて良いのか というか調べる事が出来るのか
   悩んでいるご様子です
   や、人事じゃなくて私のせいなのでしょうが


裕也 : 探偵にできる事なんて人を探す事ぐらいだよ
明 : でも咲苗に関してはもう追えないんだよね?
GM : や、遅れてきた事とか、そっちの方はまだ何もしてないよね?
澪 : そう 最初にそれを聞くべきだったかなってずっと思いながら ココまできてるよ
  殴っちゃったからね(一同爆笑)

澪 : んじゃ失踪前のの咲苗の行動について調べたいんですが・・・(コロコロ)・・・12
GM : 高いな!? えっと・・・
  研究員に話を聞いて回ったところ
  事件が起きた2時間前から事件が起きる直前までほとんど目撃情報が無い
  その空白の2時間のちょっと前に今は使われていないB棟へと向う咲苗の姿が目撃された
澪 : そこに行けということですか? なんかいそうだな・・・
GM : (そんじゃ移動したとして・・・) えっと、人気は全然無いです
  机やら資料やらがガーって山積みにされていて埃が積もってる
  んじゃ知覚判定して
  (難易度は・・・7にしようかな・・・)
澪 : 感覚が1なんだけど(笑) ・・・(コロコロ)・・・6です
GM : (1たりないか)何もないという喪失感にさいなまれる
澪 : 人が入った形跡とかは無いの?
GM : (う?) それを調べるならさっきの判定に+1して成功だわ
  裏口のドアノブの埃が落ちている事が解る


   判定をした場合、何も無いというのは余りすべきでは有りません
   たまたま判定に何度もミスり続けると行き詰まるからです
   ただ、ココにくる事は実は全然想定していませんでした

   ・・・それは単に私の見通しの甘さですが・・・

   で、即興で造った情報なので、達成値が低い場合の情報も無く
   むしろ来る事を想定していないのだから得られなくても特に問題は無い(はず)


澪 : 2時間前にはココにいたんだよねぇ・・・他の事を調べても良いですか?
GM : んと、それをやるとCRCの反応が出てからその場に向うという手法に間に合わなくなる
澪 : それじゃとりあえず時間なんで戻っておきます



     *     *     *



GM : それじゃ次
裕也 : 《生き字引》を使います
GM : 何をするの?
裕也 : 全ての情報技能の代わりになる


   それはエフェクトの説明です


GM : や、何を調べるの
裕也 : それじゃGMに任せる(一同爆笑)


   それはアバウト過ぎないか?
   や、情報の出しミスなのかもしれないが


GM : んじゃ君は監視カメラを見てる 知覚判定をしてくれ
裕也 : ・・・(コロコロ)・・・低っ!? 7  (←5R10+1の結果です そこまで低くは無い)
GM : 監視カメラの映像が一定の映像でループしている事に気づく
明 : どこの監視カメラなの?
GM : A棟とB棟をつなぐ通路のA棟側
  コレを復元するには〈機械操作〉が必要です
  すでに行動済みの人が判定をする場合、時間が経ちますので注意
澪 : んじゃやっておこうか?
  ・・・(コロコロ)・・・25です
GM : はっ!?
澪 : 間違え 15(笑)

GM : でもまぁ決定的に何かが映っているという映像は無い
  明らかに監視カメラの場所を知っていて、避けている人物がいる
  白衣の裾が見えたり、靴が見える程度
  そして、その靴はどう見ても月詠咲苗のものではない男物の靴だ
澪 : やっぱり? 誰かと会ってたんだろうなぁ じゃあ
明 : 「男と女が二人 誰も居ないB棟で会うといえばそりゃーもう・・・
  これ以上調べるのは野暮ってもんだ」(一同爆笑)

明 : 「もっともお前はそういう事を調べるのが大好きだろうがな 荒井サンよ」
澪 : あの・・・時々裏切って良いですか?(一同大爆笑)

澪 : あれ?そういえばこの映像は二人は見ているの?
GM : どっちでもいいよ 見てないなら他の情報を調べてても良いし
澪 : や、頑張れば間に合うんじゃないのかなって
裕也 : 何を?
明 : CRCの反応の方だね
澪 : で、こっちは1ターンぐらい遅れてバイクで登場してあげるから
GM : 探偵が車は持ってるしね
裕也 : 作るんです
GM : あ、モルフェウスか
裕也 : 東京じゃ駐車場が高くて置けないんだよ!(一同爆笑)


裕也 : んじゃ先に二人で行くか
明 : 「はぁ〜〜こいつと二人か・・・不愉快だな・・・」
裕也 : んじゃその辺の湯のみをワゴンに変えて運転していく(笑)

GM : 澪の方はどうするの?
澪 : 機械操作で遅れるけど・・・追っていくかな

GM : それじゃシーンを変えましょう


   ・・・・・・このシーン・・・長いです・・・・・・
   このシーン情報を与えるシーンと情報を得るシーン2つがある
   もしかしたらシーンを分けた方が良かったのかもしれないです






●シーン10『待ち伏せて』● 藤崎裕也

GM : それじゃ侵蝕率を上げてください
明 : 侵蝕率高いー
澪 : 今幾つ?
明 : 73


   まだクライマックスにはならない
   クライマックスでは問答無用で2D10上昇する
   どれだけシーンがあるのか解らないので実際厳しいところですね


GM;ロイス取れそうな人には取っても良いよ
明 : じゃ所長にでも取ろうかな
  仲間に取ると死なないからタイタスにならないんだよね


   タイタスにする気満々の好戦的な夜神先輩


澪 : ロイスは帰ってくるためのものじゃないのか?(笑)

裕也 : しょうがないので夜神にロイスを取ります


   しょうがないと表現されるロイス取得


裕也 : ポジティブ同情 ネガティブ不快感で
澪 : ギスギスしてるよね(一同爆笑)


   夜神明⇒侮蔑⇒荒井澪 荒井澪⇒恥辱⇒夜神明
   夜神明⇒不快感⇒藤崎裕也 藤崎裕也⇒不快感⇒夜神明


明 : 表はどっち?
裕也 : 表は不快感で
明 : お互いに不快感だ(笑)

明 : ワゴンの後ろでふんぞり返ってる(笑)
裕也 : くっそーと思いながら運転してる訳だ(笑)
明 : 勿論無言だからね ずーーーーっと
GM : そしてラジオだけが楽しげに流れている(一同大爆笑)

澪 : こっちも橘遥にロイスとって置くね
  夜神に付きまとわれているから庇護/憐憫で(一同爆笑)
GM : ハイ(挙手) 誰から庇護するんですか?
一同 : (視線が夜神明にいく) (一同大爆笑)
明 : なんか俺のキャラが段々そーゆーキャラになってきたよね
澪 : 最初からそういうキャラじゃん(一同大爆笑)



     *     *     *



GM : 11時半頃、再びCRCの反応が出る
  その頃だと澪はまだ研究所かな?
澪 : そうかもねー (←〈機械操作〉中)
GM : 無線機の向こうの矢倉さんが"ブレインビースト"の通過予測ポイントを教えてくれる
  一つは広い公園なんだけど、現在位置から遠く、到着するかが微妙な場所
  もう一つは視界が悪い公園だが、現在位置から近く、余裕を持って待ち構えられる場所
裕也 : 「広い場所のほうがいいかなぁ 広くないと射線が通らないし」
GM : ちなみに遠い場所に行くには〈運転 : 車〉の判定が必要です
裕也 : 間に合う方に行こう 俺あんま運転上手くないんだわ
明 : 間に合わなかった時は悲惨だしね

GM : じゃ余裕があるので澪の方も追いついた事にしましょう



     *     *     *



GM : 到達予測時刻まで後3分
  徐々に強烈な存在が近付いてくるようにも感じられる
  ・・・と、そのなか〈知覚〉判定をしてください
澪 : 感覚低いんだって・・・(コロコロ)・・・クリティカルしたよ(笑) 20です
裕也 : 10
明 : 10
GM : (・・・達成値は4ですが・・・)
  ・・・もうすぐ敵がココに来る・・・そんなときに、突然敵の存在感が消える
裕也;「・・・消えた・・・」
明 : 「消えた・・」
澪 : 「・・・・・」
GM : そしてしばらくすると
  ガサガサと近くの草むらがゆれ、中からハスキー犬が出てくる
裕也 : ・・・ハスキーボイスか・・・


   そこはシリアスに決めるところでは有りません(笑)


明 : 「こいつが"ブレインビースト"なのか・・・?」
GM : 澪と裕也は知覚判定をお願いします
裕也 : ・・・(コロコロ)・・・クリティカルしてる13
澪 : 5
GM : んじゃ澪は解らなかったが裕也のほうは・・・・・・
裕也 : ?
GM : 今俺 初めて『裕也』と発言した気がする (一同爆笑)
  裕也は気付く 渡された写真の"ブレインビースト"とは違う犬であると
裕也 : 「犬違いだ」(笑)
澪 : さすが犬探しのマスター (一同大爆笑)
GM : 犬探しのマスターだからこそ気付いたんだね
  ちなみに明は資料の写真を受け取るという話が一度も無かったので判定が有りませんでした

GM : で、その犬が口を開いて 喋りだします
  「残念だったな、すでに奴はこの場にはいない」
裕也 : 「犬が喋った!?」
澪 : 「誰だオルクス」(笑)
裕也 : リアクションが違う(笑)
GM : 「そうか、お前も同類か・・・」と澪を見ながら
  「タイムリミットは明日の2時・・・・・・奴の狙いが 解ったか?」
  と、突然犬の気配が希薄になる
  ワーディングに囚われます
裕也 : とりあえずお手(一同大爆笑)
GM : ワーディングの中なんで動けません(笑)

明 : 周囲に怪しい人影は無いの?
GM : 人影も犬影もないね
澪 : ハンドリング持ちか・・・

澪 : 確実にこの場所を通るという話だったんだよね?
GM : そーだね
澪 : んじゃそのあたりについて電話で矢倉さんに聞きます
GM : じゃ・・・その話をすると矢倉さんは驚いた調子で
  「なんだ? 君たちが倒したんじゃないのか?」と言います
裕也 : んなわけないでしょー
GM : 「こちらでは突然CRCの反応が消失したんだ
  だから君達が倒したのかとも思ったんだが・・・
  ・・・とりあえずこちらに戻って来い 話す事もある」

GM : と、いうわけでこのシーンは終了です
  次のシーンは研究所に帰った所からです






●シーン11『明け方のお宅訪問』● 夜神明

GM : んじゃクライマックス前のラストシーンです
  ・・・何かしなければの話ですが
  とりあえずUGN研究所に帰ってくるのが・・・朝の5時ぐらい
裕也 : 徹夜で帰ってくるのか

GM : んじゃシーンはみんな寝て、起きてからにするか?
明 : 俺は車の中で寝てるから、この後の睡眠の必要はありません(笑)
GM : それじゃ・・・このシーンは二人が起きてからにしましょう

明 : あ、じゃ俺は二人が寝てる間に遥のところに行くよ
GM : お・・・ (来るか・・・まずこないと思ってたけど・・・)
  じゃ、一人だけ侵蝕率上げてください
明 : ヤバ (←侵蝕率が一人だけ突出して高い)
  ・・・(コロコロ)・・・10!? (一同大爆笑)

明 : ちょ所長にロイス結ぼうかな
GM : んー遥に2重とかでも構わないよ(所長とあんまり絡んでないし)
明 : 同じ人に2回取っても良いの?
GM :
前例も有るし、よほど強い感情ならOKでしょ
明 : それじゃ遥タンにロイスを結びます
GM : あ、ちょっと待った
  ココで遥に会うんだからその後で結んでくれ
明 : はい いいですよ



     *     *     *



GM : それじゃ例によって扉の前まで来ました
明 : 一応ノック
GM : 反応有りません インターホンを押しても反応は有りません
明 : 扉を開けます
GM : 今度は鍵がかかってますが
  前回の事もあったし、鍵を預かっている事にしよう
澪 : 返す前に合鍵作るんだろうなぁ(一同爆笑)

明 : それじゃどうしようもないので鍵を開ける・・・
  前に遥に電話してみよう
GM : 十数のコールがあっても取る気配も有りません
明 : じゃ開けます

GM : 中に入っていくと、布団を被って寝てる遥がいる
明 : 苦しそうとかは無いの?
GM : 特に無いね
明 : こっちに気付く気配もなし?
GM : 0だね
  寝返りを打つ気配もまったく無い
明 : 息はしてるの?
GM : 息は辛うじてしてるね
明 : 辛うじて!?
GM : 暗い中を覗き込むと、遥は顔面蒼白です
明 : ヤバイヤバイ ちょっと・・脈を取る
GM : 弱々しいが、脈はある


   というか、呼吸がある状態で脈を取る必要は無いと思うが・・・
   呼吸が無い場合に脈をとり というのが手順かと
   非常にうろ覚えなんだが・・・

   でも呼吸はしてるのに心臓は止まってるって変でしょ?
   や、心臓を槍で貫かれたらそら呼吸はしてて心臓は動けないが


GM : それと、すこし手は冷たいです
裕也 : 温めてあげようっていうんじゃないの?
GM : そんな事をしている場合じゃないだろ!?(一同爆笑)
明 : ヤバイなコレ 救急車だな
GM : 救急車というより、研究所か付属病院だね オーヴァードだし
明 : よーし じゃあUGN研究所までお姫様抱っこで

澪 : UGN嫌ってるのにUGNに頼るんだね
明 : や、そのために仕事受けてるんだもん 遥の為だよ
GM : 遥の為だったのか?
明 : うん
GM : (なるほど・・・使える・・・かな?)



     *     *     *



GM : というわけで研究所まで運んでいくと
  血圧や体温などを上昇させるように処置をして、安定した
  でも、いまだ意識は戻りません
明 : 付近に居る医者っぽい人に聞くわ
  「これはどういう事なんだ?」
GM : 「まったく解りません」
明 : 「わかんないじゃねーよ」(一同爆笑)
GM : 「スイマセン!?」(笑)
明 : 「もしこの子が死んだら・・・」
GM : 「は」
明 : 「UGNがどういうことになるか・・・」

   UGNを相手取る主人公


明 : 「公安が何故今まで表立ってUGNに手を出さないか、知っているか?」


   知りません(笑)


GM : 「わ・解りました!? 最善を尽くします!?」

裕也 : とんだ高校生だな(笑)
澪 : ワークス不良学生に変えたほうがいいんじゃない?(笑)
明 : でも表向きは普通の高校生なんだよ?
裕也 : だからこそ、ワークス不良でカヴァーを高校生に
明 : あ、なるほど・・・
  でもそんじょそこらの不良とは訳が違うからね


   違い過ぎですが


澪 : じゃヤクザにすれば(一同爆笑)
GM : マフィアとかあったよね(一同大爆笑)
明 : そんな脅しをかけたところでシーン終了でいいのかな?
GM : OKです






●シーン12『状況確認・進路相談』● ?

GM : それじゃ時刻は昼の1時ごろ 場所はUGN研究所
  矢倉所長に呼ばれて集まりました
澪 : 眠い目をこすりながら
GM : あれ?まだ眠いなら寝てても良いよ
澪 : や、いいです
裕也 : 事件終わってましたじゃシャレにならないからな(一同爆笑)

明 : あ、さっきの遥に対するロイスを取っておくね
  感情って同じのにするの?
GM : や、ケイトと結希の時も違うのを取ってたし、別のを頼む
澪 : それで片方をタイタスにして・・・ってね
GM : 傾倒を消して・・・って奴だね
裕也 : 恥辱を消してタイタスに(一同爆笑)
GM : 『もうあんなのには脅されない』って?(笑)
裕也 : カッコいいんだかカッコ悪いんだか・・・(笑)

GM : じゃ侵蝕率を上げてください
一同 : ・・・(コロコロ)・・・
明 : うあーヤバイ 90近い
澪 : あの人ジャーム化しそうだよ(笑)
GM : 一番ジャームに近い男
裕也 : なかなか欲望のままに生きてるし(笑)
澪 : っていうか、もうジャームなんじゃない?(一同大爆笑)



     *     *     *



GM : それじゃ矢倉さんがレコーダーを持ってきて、それを再生します・・・
  が、その前に皆さん知覚判定をおねがいします
一同 : ・・・(コロコロ)・・・
GM : (ん、難易度低いし全員OKだね・・・)

GM : それじゃ「これが昨日"ブレインビースト"と交戦した精鋭部隊が残した記録です」
  と言って、矢倉さんがレコーダーを再生します
  そこから聞こえてくるのはこんな音だ・・・
裕也 : 「HELP ME!!!!」(一同大爆笑)
明 : ダララララララ ダラララララララ
  「な・なにぃ!? 銃が効かない!?
GM : 「ヤバイ こいつ等強えぇ!!
明 : 「アイツはバケモノか!?
  ダララララ
  「うおああああぁぁぁぁぁ!!
GM : 「ジョ・ジョニーーーーーーーーーー」(一同大爆笑)

澪 : ジョニーかよ(笑)
GM : 外人部隊でしょ?

明 : 「はっ とんだ精鋭部隊だな」
GM : 「まぁ敵は複数 君たちが遭遇したと言うオルクスの可能性が高いでしょう」



     *     *     *



GM : で「昨日のCRCの追跡結果が出ました まずはこの周辺の地図を見てください」



GM : 「そしてこの2本のラインの間 
  これが一昨日の進行ルートから割り出された目標と思しきルートです
  データが少ない割にはかなり絞り込む事が出来ました」



GM : 「さらにこの太目のラインが昨日のデータから割り出したもの」



GM : 「意外といいますか、このUGN研究所はターゲットではない模様ですね
  このライン上にはほとんどUGN関連の施設は存在せず
  辛うじて有るのはこの付属病院のみです」
澪 : 「・・・・・・遥の家ってどこだっけ?」
GM : 「ココです」



明 : いま遥は研究所にいるんだっけ?
GM : そだね
明 : それじゃ奴はそれを察知してこっちに来るに違いない
  研究所がそう簡単に侵入されるとは思えないから・・・
裕也 : でも戦闘員は二人しか居なくて、うち一人は居ないんだよ?
明 : あ、そか

裕也 : おれ遥に会ってみていい?
  遥遥言ってるけど、俺有った事ないんだわ(笑)
明 : 「貴様が遥と会うのか?」(笑)
澪 : 生徒名簿ぐらいは見せてあげるよ(笑)
裕也 : それじゃ生徒名簿で確認します


   っていうかそれだけの確認でいいのか?(笑)


GM : あ、CRCの反応について、もうひとつ情報があります
  君たちのところに反応が来る1時間ほど前
  突然CRCの反応が強まった 原因は不明


澪 : ・・・まだ何かつながらないんだよなぁ
GM : ?
澪 : 咲苗とか
明 : あーいたねぇ
GM : (あーいたねぇ)


   GMも半ば忘れてました(笑)


明 : 「まぁ俺にとってはどうでもいい女だがな」
裕也 : 「犬を捕まえて 咲苗を殺せばいいんだな」
GM : 逆 逆!!(笑)

明 : 咲苗はどこにいるんだ・・・
GM : さぁー
裕也 : 咲苗探知機ってのはないの?
GM : 無いね(笑) たまに目撃情報は有るけど、捕まっては居ない
  "ブレインビースト"1日目に逃げたところで咲苗が一度目撃されている
澪 : 個人的にはオルクスの犬使いと咲苗が会ってる気がするんけどなぁ
GM : (・・・正解・・・あんま関係ないけど(笑))



     *     *     *



GM : 矢倉さんの意見を言うと
  咲苗は今のところ特に実害を出しているわけじゃない
  もし来るのなら"ブレインビースト"と一緒に来るだろう
  とにかく今現在、ほぼ確実に来る"ブレインビースト"の排除を最優先してくれ
澪 : あ、一個だけ調べておきたい事があるんだけど
GM : (まだ何かあったかな・・・)なに?
澪 : 研究所の壁の壊され方
GM : ハイハイ 知覚判定かな
澪 : みんなもやって もしかしたらオルクスの人のもうひとつのシンドロームが解るかも


   ちなみに咲苗はブラックドックの純血種であり
   壁にはまったく焦げ跡はないと、前に明言していたのだ
   (おそらくその場面はカットされていると思うが)


GM : (・・・成功度は中程度か・・・)
  一点に力をかけたというよりも、面に対して円形に力が加わって壊されている
  牙や爪などの傷ではありえないし、拳で破壊したとも思えない



     *     *     *



皆さんぶつぶつと考え始めます

明 : 円形ってことはエンジェルハィロゥとか?
GM : 焼け焦げた後が無いのでレーザーではないです
澪 : ってことは咲苗も違うね


澪 : そーいえば"ブレインビースト"がいた檻はどう壊されてるの?
GM : 檻は壊れてるんじゃなくて電子ロックが外されたんです
澪 : あれ?咲苗っぽいなぁ


   咲苗です 具体的には《セキュリティカット》


澪 : でも動物が逃げた時は咲苗いたよなぁ


   いました 壁が壊れた時は咲苗は澪の近くにいた
   まぁ第3者がいるのだから壁破壊の犯人はそっちですが


明 : 月詠咲苗の行動を操ったのか?
澪 : 《アニマルテイマー》ですか?(爆笑)



     *     *     *



澪 : 咲苗のことがサッパリ解らないなぁ
GM : (解らない様にしてるからね・・・)
明 : 俺としては早苗の事はどうでもいいから遥の安全を確保したい
  遥のいる部屋で待機かな
裕也 : 部屋の中で戦う気か?
GM : 狭い部屋だと裏をかかれた時が対処できないよ
  知能は人並み以上に持っているわけだし
澪 : それが恐いんだよねー


   部屋の中で待ち伏せすると
   まず第1撃に、壁を破壊して破片で攻撃なんて事も可能だし


GM : 所長的な判断としては広い場所の真ん中に遥を寝かせて
  それを守るように戦うと死角は無くなる
裕也 : じゃ校庭かな?
澪 : だね
裕也 : でも動かしてOKなの?
澪 : ちゃんと感知して来てくれるでしょ
GM : (行くね)
裕也 : でもただ通過されたらかなり寂しいぜ(一同爆笑)


澪 : そもそもPL的にはさ 遥と係わりがあるのかがサッパリ解らんよ
裕也 : 俺も解らん
GM : (あれ?)
裕也 : 遥とその犬との係わりって全然無いぜ
明 : でも遥がオーヴァード化させたんでしょ?


   話は纏まりかけた、でも何故か霧散
   シナリオの流れ的には想像できるけど、確証がないってところでしょうか?
   辺りをふわふわと漂っている咲苗の影響もあるのかもしれません
   GMとしては予想外な方向へと進みつつあります


GM : (なんかヒントは無いのか・・・)・・・遥の夢
明 : えっと 血の匂いがして手が真っ赤に染まって、夜の街を光速で走り抜けていく
澪 : やっぱ"ブレインビースト"だよね
裕也 : 彼女が"ブレインビースト"か(笑)
澪 : それはおかしいんだよね
GM : "ブレインビースト"は確かに存在してるからね 資料でも
明 : "ブレインビースト"と意識を共有してたんでしょ?
GM : (そそ)
澪 : そんな感じではあったよね



     *     *     *



GM : うーん 意外を解らないもんだなぁ


   まぁ正確に言えば確証がないからむやみやたらに動けないってことでしょうが


澪 : 咲苗はおそらく獣達脱走の手引きをしてて
  その共犯者はオルクスの男で・・・って感じか・・・



     *     *     *
     *     *     *
     *     *     *



ぐだぐだと会話が続きます
元々クエストを予定した為にココでは完全に謎は解けません
ですが間違ったら困ると言う心理でしょう
なかなか結論を出すことは出来ません


GM : とりあえず、今解らない点を挙げよう
裕也 : オルクスの人
明 : 咲苗の行き先
GM : 遥が急激に衰弱した理由
  "ブレインビースト"の力が急に増した事


   謎だらけやん!!(笑)


明 : "ブレインビースト"が遥の力を吸い取った?
GM : (そそ)
裕也 : "ブレインビースト"が遥だった
GM : その説は先ほども否決されたと思うのですが(笑)
明 : 不快感をあらわにしながら睨みつける
  「貴様 それ以上その説を唱えるとぶっ殺すぞ」(一同爆笑)



     *     *     *



裕也 : 最優先事項は犬を止める事だ
GM : (たまにはいい事を言う(笑))

明 : じゃ安全策として俺達の張っている場所を大きく取り囲むように精鋭部隊を配置するんだよ
  で、反応があったところで連絡を貰う
  「とりあえず UGNの例のご大層な精鋭部隊とやらを配置してもらおうか」
GM : (まぁそれでOKなら・・・)「解りました」(笑)

裕也 : あ、夜神から離れて澪とだけ話します
澪 : ん?
裕也 : 「もし敵が遥を狙ってるなら遥を囮にするのが一番効果的だけど」
澪 : 「ねぇー」
裕也 : 「犬は本当に遥狙いなのか・・・」
澪 : 「遥狙いと見せかけて・・・って言う事もあるからな」
裕也 : 見せかけてサンシャインとかな(一同爆笑)
  しかもカメラワークによってはアニ○イトが映ってしまうのだ(一同大爆笑)

澪 : 今遥はどこにいるの?
GM : A棟の建物の中にいる
裕也 : 夜神はそこについてるのかな?
GM : ついてるの?
明 : うん

裕也 : んじゃ遥囮作戦は実行するとして
澪 : どこで戦うかだね・・・
明 : 俺はそれを聞いてないんだよね・・・
  今遥の病室で髪を撫でています
GM : ・・・・・・・・・・ふと遥がゆっくりと目を開く


   もうこの一点に賭けるしかありません
   決定打がないこの状況を打開する為
   非常に唐突では有りますが、目を覚まさせます


明 : 「気がついたのか?」
GM : (・・・・・なんて言おう・・・・・・)


   重ねて言うが アドリブである
   これから飛び出す台詞は違和感バリバリの可能性が大だ


GM : かすれる様な声で弱々しく言う
  「あの仔がこっちに向かってる・・・・・あの仔を・・止めてあげて・・・」
  とだけ言って、再び眼を閉じます
明 : え?もう終わりですか?
GM : 意識は再びなくなりました


   だってココでいきなり饒舌に喋りだしたらおかしいでしょ?


澪 : それじゃドアを開けて中に入っていきます
明 : 「今遥が目を覚ましたんだ」
澪 : 「へぇ」
裕也 : 「で、なんか言ってたかい?」
GM : (その二人のリアクションはどうだろう?)
明 : 目を覚ました事に気をとられて発言までは覚えてない(一同大爆笑)

明 : っていうのは嘘だ『あのコがこっちに来る 止めてあげて』って
裕也 : あのコのコは子供の子なのか、娘なのか・・・
GM : 遥はいつも実験動物の事をあの仔達って言ってる
明 : じゃ"ブレインビースト"だろう
澪 : しかも『こっち』ってことは遥が狙われてるって確定しちゃうね


   させたんです


裕也 : んじゃ遥を囮にしないとな・・どう夜神を騙すか・・・
GM : 室内で戦って壁とかが壊れればそれは危険だぞ?
澪 : 普通に言うのが良いんじゃない?
  というわけで『かくかくしかじかー』(笑)
GM : 遥を広い場所にポツンと置いて囮にしちゃおう作戦だね(笑)
澪 : そうそう(笑)
明 : 「・・・ただし一つ条件がある
  例の精鋭部隊とやらを俺達の周りに配置してもらおうか」
  と、澪に言う
澪 : こっちかよ・・・じゃ離れた場所で内線をつなげる
GM : 「ハイハイ?」
澪 : 「えっと カクカクしかじかで、実は固定カメラとかでもいいんで」(一同爆笑)
GM : 「すでに遠巻きの監視員は配置してあります
   君たちの配置場所の周りに固定カメラを設置するのもOKです」

澪 : んじゃ部屋に入って
  「ちゃんと精鋭部隊を配置してもらいましたから」(一同大爆笑)
  いつのまにか敬語になってる(爆笑)
明 : どこで待ち伏せるの?
澪 : 校庭でしょ

GM : それじゃ次のシーンは校庭でクライマックスフェイズを迎えます
  ・・・長かったーーー







クライマックスフェイズ



●シーン1『嵐の前の静けさ』● 夜神明

GM : 全員侵蝕率上げてください
明 : 94− ヤバイ 《リザレクト》も出来なくなっちゃう
裕也 : 76
澪 : 83


   最終戦では基本的に衝動判定というものが有ります
   判定の結果がどうあれ侵蝕率が2D10上がるので、期待値で11上昇
   つまるところだいたい明は戦闘開始時には100を超える訳です


GM : それでは待ち構えての戦闘なので配置を決めてください
  遥の位置やエンゲージをどうするかもしっかりと決めてください
  敵の来る方向は事前の監視でわかるので陣形だけ指定してくれればいいです
裕也 : んじゃ遥を北枕に配置して
GM : そこまで!?(笑)
明 : だれか遥とエンゲージしておいてくると嬉しいな
澪 : じゃいるよ
GM : 病状とかを見るっていう役割にもなるかもね
裕也 : その隣りにいます
明 : 俺だけエンゲージから外れてトップで

明 : 敵が来る前にエフェクト使っておいても良いの?
GM : OKだよ 余裕有るし
明 : でも使うと一気に100%いっちゃうんだよなぁ
裕也 : ジェネシフトしておこうかな・・・


   まったく逆の心配をするメンバー達


GM : 自立判定で下がる事も考えるとしておいた方が良いかもね
裕也 : (ぶつぶつ)・・・・・・ダイス三つで取りあえずジェネシフトする
GM : 別に少しずつやっていってもいいんじゃない?
裕也 : 一度に一番高い能力値の数までって書いてあるけど?
GM : それは戦闘中にマイナーを使用するから制限があるだけじゃない?
  およそ1分を1ターンとしても5分あればジェネシフト5回は出来る訳だ
裕也 : ・・・(コロコロ)・・・89までアップ

GM : 明はマイナーで何か使う?
明 : んと・・・いいや、敵が来てからにしよう
  精鋭部隊が敵の存在を察知したら、使う
裕也 : ジョニーの親友が(笑)

GM : それじゃその精鋭部隊から第一報が入ります
  だいたい・・・数キロの地点を通過 まっすぐそちらに向かっている
  そして、3・4分後には君たちのいる場所につくと思われる
明 : じゃその存在を感じ取って角がメキメキと生えてきます
  《一角鬼》を使用
GM : では、ワーディングをはられるのを感じます
裕也 : 「来たか」とタバコをくわえながら
GM : 圧倒的な威圧感が近付いてくるのを感じる
  そして、3人の視界にゆっくりと"ブレインビースト"が現われる






●シーン2『死闘"ブレインビースト"』● 夜神明

   闇の中に溶け込んだ藍色の体毛
   赤い目だけがそこに浮いているようにも見える

   それが、校門からゆっくりと3人に近付いていく


明 : 「来たな・・・」
GM : 首にはCRCが有りません
  ただし、その印象的な姿から"ブレインビースト"であると確信できる
  その姿はふたまわりほど大きくなったようにも感じられる
裕也 : なんか肥えてない?(一同爆笑)

GM : 君たちに庇われるようにしている遥の方を軽く一瞥し
  その後君達に視線を戻し、ゆっくりと前に進んできます
  明の前10メートルほどまで進むと一旦歩みを止め、口を開きます
  「守るか・・我が親を・・・」
裕也 : 喋れるの?
GM : 《ドクタードリトル》があるから
裕也 : あぁ

明 : 「親とは・・・遥の事か?」
GM : 「そう・・・あ   
明 : 「残念だったな"ブレインビースト"よ・・・
  彼女を守るために・・俺の力を解放しよう」
  《完全獣化》を使用
  ヴァァァァァォォォォゥゥゥゥ
GM : (・・・台詞奪われた・・・でも無理して言うのは変だし・・・)
  「貴様は倒すべき障害のようだな・・・」
  といってさらに体が肥大化していきます
  《完全獣化》
澪 : 多分犬の方が明よりも頭いい(一同爆笑)
GM : それは"ブレインビースト"のほうも感じ取ってただろうね
  こいつとは話しててもダメなんじゃねーの って(一同大爆笑)
  んじゃまぁ戦闘開始かな

澪 : あ、しつもーん 遥に何をしたんですか?
GM : このタイミングで聞いてくるのかよ?(笑)
  もう言うタイミングは逸しちゃったよ
澪 : ゴメン(笑) はじまる前に聞こうかとは思ってたんだけど
  コイツが勝手に獣化しちゃうんだもん(一同爆笑)
GM : じゃ1ターン目終了時にでも答えよう

明 : 俺はそんな澪の台詞を無視し、敵に向かって突入
GM : しかしこちらのイニシアティブは17です
明 : 「なにぃ!?」 どぞ
GM : ・・・・・・待機
  そちらの出方を伺ってインタラプト体勢に入ります
裕也 : 「頭良いぞあの犬」

明 : それじゃ"ブレインビースト"のエンゲージまで移動
裕也 : あれ?俺のほうが速いんだけど?
明 : 待機しておけば良いんじゃない?
裕也 : んじゃ待機で
澪 : ・・・・・・その前にさ、衝動判定
一同 : おぉう!?


   完全に忘れてました(笑)


GM : こちらが《完全獣化》したところで衝動判定でした
裕也 : ジェネシフトなんかするんじゃなかった
GM : RCで難易度8で
明 : クリティカル 20
裕也 : 30
GM : 30!?
澪 : 成功

裕也 : でも侵蝕率は上がるんだよね・・・(コロコロ)・・・ジャスト100だよ(笑)
明 : 110を突破
澪 : 88(笑)
明 : 1ターンで決めないと・・・
澪 : 「1ターンで決めるつもりなのね」
明 : 「じゃないとヤバイ」
澪 : 「それじゃそれを手伝ってあげる」 と言う訳で皆さん待機してください
明 : ブァオブァオと吼えながら 待機
裕也 : 待機

澪 : あ・・・1ターンで決めちゃったら"ブレインビースト"から話を聞けない(笑)
裕也 : いや、敵は倒されたら全てを語るのが常識


   そうなのか?
   いや、そんな感じだが(笑)


澪 : みんな待機か・・・じゃ・・・
GM : それじゃそんな動こうとした澪よりも一瞬早く行動
  明とエンゲージして、《天性のひらめき》《獣の力》《達人の技》を使用
  前衛にボケ−っと立ってる獣(明)を攻撃


   《天性のひらめき》は攻撃には使用することが出来ません
   完全に私のミスです
   今後も《天性のひらめき》を使ったと幾度か言いますが
   攻撃の時に使うそれらは全てミスです
   正しくは《鬼の一撃》を使用したことに成ります


GM : ザラザラザラザラ (クリティカルは8だからっと・・・少ないな・・・)
裕也 : なんか不可思議なダイス量だな (15D)
GM : ・・・(コロコロ)・・・・・・(コロコロ)・・・・・・(コロコロ)・・・・・・(コロコロ)・・・・・・(コロコロ)・・・・・・(コロコロ)・・・73+4


   1ダイスで4・5回ぐらい粘りました(笑)


裕也 : 避せ(笑)
明 : ダイスが8コだよ? ・・・(コロコロ)・・・・・・(コロコロ)・・・終わり
  ブギャーーー(笑)
GM : ダメージは・・・(コロコロ)・・・44ダメージです
明 : えっとロイスを消すんだが・・・誰かな・・・荒井澪さんの侮蔑を・・
GM : (なんでだろう?)
明 : "ブレインビースト"が攻撃する瞬間 澪が遥の前に立ちはだかったのを見て
澪 : 真後ろを良く見えたね(一同大爆笑)

澪 : 《絶対の空間》《要の陣形》《狂戦士》・・・(コロコロ)・・・成功
  明と裕也のクリティカルが−1、ダイス+2しまーす

裕也 : それじゃ俺かマイナーアクションで《ハンドレットガンズ》を使用
  くわえタバコを銃に代えて
  メジャーアクションで《ペネトレイト》《シューティングシステム》《オウガバトル》使用
  ・・・(ザラザラ)・・・・・・(ザラザラ)・・・・・・(コロコロ)・・・・・・(コロコロ)・・・・・・(コロコロ)・・・45+3

GM : それじゃこっちは《天性のひらめき》で避ける 17ダイスでクリティカル値8
  ・・・(ザラザラ)・・・・・・(コロコロ)・・・・・・(コロコロ)・・・・・・(コロコロ)・・・33+1

裕也 : じゃダメージは5ダイスを足して・・・(コロコロ)・・・27+4 の装甲無視
GM : ・・・じゃつぎー

明 : セカンドアクションまで《神獣撃》は取っておいた方が良いかな?
澪 : いや、この行動しかボーナスはないんだし、帰ってこれなくなるよ?

明 : よし《鬼の一撃》《獣の力》《神獣撃》
  ・・・(ザラザラ)・・・・・・(ザラザラ)・・・・・・(コロコロ)・・・・・・(コロコロ)・・・・・・(コロコロ)・・・・・・(コロコロ)・・・・・・(コロコロ)・・・71+3

GM : じゃこちらも《天性のひらめき》を使用
  ・・・(ザラザラ)・・・・・・(コロコロ)・・・・・・(コロコロ)・・・23+1

明 : 8D10+21 ・・・(コロコロ)・・・65

GM : (最大HPが80で、装甲値が10 第1撃で31減ってるから残り49・・・つまり・・・)お、死んでる
明 : ホントに?


   一応誓って嘘ではない
   もしダメだったら普通に次のターン行動するつもりだったぞ

   でも・・・まぁ・・・
   死んでも行動するんだけどね


GM : 《ラストアクション》使用! ちなみにこの瞬間エフェクトレベルが全て上昇します
  《天性のひらめき》《獣の力》《フルパワーアタック》《達人の技》《大蛇の尾》
  (・・・全員が行動できないから遥に攻撃する訳には行かないので・・・)
  遥の前に立ちふさがっているという荒井澪に攻撃
澪 : いいよ 来な (←《リザレクト》使える強み)
GM : 防御ペナルティが5ダイス入ります
・・・(ザラザラ)・・・全然ない!?・・・(コロコロ)・・・・・・(コロコロ)・・・・・・(コロコロ)・・・・・・(コロコロ)・・・・・・(コロコロ)・・・・・・(コロコロ)・・・63+3
裕也 : 意外に来てるし!?


   ちなみに効果音がザラザラとは二桁のダイス
   コロコロというのは一桁のダイスを示します


澪 : 避けません
GM : ・・・(コロコロ)・・・ ハイ、澪さん死亡だね
澪 : 《リザレクト》使用

GM : では・・・《ラストアクション》2発目!!
裕也 : なんで!?
GM : SL-1回攻撃を行なう事が出来るのだ
  《天性のひらめき》《獣の力》《フルパワーアタック》《達人の技》《大蛇の尾》《神獣撃》
  えっと・・・遥を狙うところを・・・(明を見る)
一同 : (明を見る)
明 : ・・・・・・・・・・・・仕方がない
  遥を狙おうとする"ブレインビースト"の前に両手を広げて立ちはだかる

澪 : もうこの人タイタスにする者が無い気がする
GM : 遥で良いんじゃない? 好奇心よりももっと大事なものだと気付いた とかで
明 : そうだね 偏愛にしよ(一同大爆笑)
GM : 純愛じゃないのかよ!?(爆笑)

GM : ハイ 行きまーす
  ・・・(ザラザラ)・・・・・・(コロコロ)・・・・・・(コロコロ)・・・・・・(コロコロ)・・・32 低い
  防御ペナルティに8ダイス来ます

明 : ・・・(コロコロ)・・・・・・(コロコロ)・・・25 死にました
  グオォオォオォ
GM : 68ダメージです
明 : 薄れ行く意識の中で、橘遥が自分にとって大事な存在である事に気付いて 立ち上がります






●シーン3『崩れる獣、現われる影』● 夜神明

GM : じゃ・・・コレが最後の描写か
裕也 : あ、次はこないんだ
GM : (お、さすが俺のGMに何度も付き合ったメンバー 良く解ってる)
  確かに俺って倒したと思ったら実は!!っての良くやるよね
澪 : うんうん
GM : でもさ、ダブルクロスでそれをやると皆さんジャーム化しちゃうんで(笑)


   実際に私が行なったアリアンロッド4セッション
   そのうち私がシナリオを作成した2セッションはその手法を取っており

   ゲーマーズフィールド掲載のシナリオをつかった残り2セッションの片方も
   皆さんのレベルに合わせるための調整の際にそういったシーンを追加しました

   つまるところ『私のセッション=終わり際が安心できない』となっている訳です


   ・・・ま、このお話も例外ではないのですが・・・


明 : でも俺ジャーム化寸前なんだけど(笑)


GM : では・・・レネゲイドによって肥大化していた体が元の大きさに戻り
  その体を支えきれなくなった四肢が崩れ、その場に横たわる
  目の不気味な赤い光は消え
  身体中の傷から流れ出る出血から、もう長くない事を読み取れる

GM : と、その時(笑)
  「ご苦労様 君たち  なかなかの大健闘だったね」
  と後ろから聞き覚えのある声が聞こえてきます
裕也 : ジョニー!?(一同爆笑)

裕也 : 銃を構えて振り返ろう
GM : その声の出所は澪と裕也のすぐ後ろ
  振り向くとそこには見慣れない男が立っているのが見えます
澪 : 「自分の領域内に入られた事に気付けなかった!?」(笑)
裕也 : 振り向きざまに銃を放つ
GM : が、その銃弾が男に到達する事はない 男の眼前数十センチの中空にて停止している

GM : その男は遥の胸倉を掴み、強引に立たせている
明 : 「はるかー」
澪 : 領域内に入られたどころか、色んな事されてるよ(笑)
明 : そこに近付こうとダッシュする
GM : そうしようとするが、君の体は先ほどの疲労のせいでそう素直に動いてくれない
明 : 「うぉお はるか・・」
  少しずつ近付いていきます

GM : そんな夜神を軽く一瞥して
  「威勢が良いな・・だがコトは全て終わった・・」
明 : 「どういう事だ」
GM : 冥土の土産的にここでぺらぺらと明かしたほうが良いかな?
澪 : うん
裕也 : むしろメイドが土産ってのがいいです
GM : 解りました(笑) ちゃんとリプレイに書いておきます(笑)
裕也 : やめてください(一同爆笑)
GM : ん じゃ消しておくね

裕也 : 先生!質問がありまーす
GM : 「なんだね?」


   もう全然緊迫もクソもないですな(笑)


裕也 : 犬とそのコにはどんな関係が?
GM : 「・・・橘遥は"ブレインビースト"の生みの親にして、極度の共感能力を持つ者
  ・・・故にお互いがお互いの場所をほとんど誤差もなく把握できる
  "ブレインビースト"は檻を抜け出す事で一旦は自由を得た
  そして自分をつなぐ鎖を破壊し、完全な自由を求めたのだ」
明 : そしてそれを話している間によぼよぼとした足取りで近付いていく

澪 : ・・もうひとつ質問がー 遥が急に衰弱したのは何故なんでしょう
GM : (知らない)それは次のシナリオで明かされます


   明かされるんです!! 伏線なんですよ!!!


裕也 : もうひとつ質問がー あの研究員(咲苗)はどこに?
GM : (・・・ココで答えるのは得策じゃないか・・・ってかこの男は知らねぇか)
  「さてな・・・彼女は利用し甲斐があったがな・・・今となってはどうでもいいこと」

明 : 「貴様等さっきから何緊迫感のない発言を繰り返してるんだー」


   ごもっとも もっといってやれ
   って俺もだが


裕也 : アンタのために時間稼いでるんですよ(一同爆笑)
明 : 「貴様 遥を放さないと警察権力がお前を地の果てまで追う事になるぞ」(一同大爆笑)
GM : お前が来るんじゃないのかよ!?
明 : 「この国で国家権力から逃げ切れると思うのか?」
GM : 「逃げ切れるね 我々の力が有れば」
  と、遥を支えていた手を放し、右手を振り上げる
  その右手には黒い光が集まり その手が振り下ろされる


   明の目にはその振り下ろされる手がゆっくりと
   しかし確実に遥を殺しうる力を持っていることが解る

   だが、頭だけがフル回転をし、体はほとんど動かない

   すぐさま遥を庇おうと足を踏み出す明
   だが、その手よりも早く動く事は出来ない
   そして、その一撃が遥の体を撃ち付ける

   その瞬間
   
   「させない!!」 女の声
   それとともに流れる一条の激しい電撃が男の体を貫いていく


澪 : そっちの方向も見ずに「早苗!?」って叫びます
GM : 橘の体はそのまま崩れ
明 : それを抱きとめます

GM : 「ちっ・・・まぁいい ソレはすでに抜け殻だ」
  そう言うと男の体が背景に溶け込むように黒く染まっていく


   男が消えると張り詰めていた独特の緊張感が消える

   その場に残される死闘を演じた3人と遥
   そして、咲苗が残される

   「ゴメンね 私もまだ捕まる訳にはいかないのよ」
   といって彼女も背景の闇に・・・溶け込まずに
   背を向けて全速力で駆け出していった

   そのスピードは疾きこと《韋駄天》の如し


澪 : 縮地でその前に
GM : それを事前に予測していますから避けます
裕也 : ブラックドックって退場エフェクト無いの?
GM : 有ったらこの人はもうちょっと綺麗に退場してます(一同爆笑)







エンディングフェイズ



●シーン1『シナリオの終わり=次の話のハンドアウト』● 荒井澪・藤崎裕也

GM : で、エンディングは何かありますか?
裕也 : 事務所に帰る?
GM : (あ・・・そういえば裕也の依頼の時に失敗したな俺・・・)
  実は裕也の依頼にはこの事件の真相解明が含まれてるから(キッパリ)
裕也 : え?俺 聞いてないよ 契約書には書いてないよ
GM : 書いてあります 下の方に小さな文字で(一同爆笑)
裕也 : 詐欺だ(笑)
GM : それじゃリクも無いので、終わりの文を読み上げます


   とりあえず事件は収束した
   だが、君の受けた任務が達成された訳ではない

   いずれまた、この事件に関わる事があるのだろう
   近いうちに 必ず


GM : まぁ端っこの小さな一文によってね(笑)
裕也 : 所長への殺意を抱きつつ
GM : シーンを終了する

裕也 : 今月の解決事件と言う事で、犬探しが+1される
  「ふっ 俺に敵う奴は誰もいねぇ」
GM : 脇で同僚が「くすっ」と笑った
裕也 : 「てめーーー」(一同大爆笑)
  「俺だって探偵の仕事がしたいんじゃー」


   平和を取り戻した町に
   平和な探偵の叫びがこだました




GM : じゃ次 荒井澪


   月詠咲苗 最後には味方してくれた
   敵であるはずは無い

   なのに彼女は戻ってこなかった
   理由はあるのだろう


   だが、全てが終わればきっと戻ってくるだろう

   でなければ

   『まだ』なんていう言葉

   使うはずが無いのだから


   ならば、終わらせよう きっと


澪 : そんな事を思いながら今日もまた実験動物を・・・
明 : ワオォォン
GM : そうして綺麗にフェードアウトする






●シーン2『戻らない意識 新たな決意』● 夜神明

GM : 遥はあれ以降、意識を失ったままです

明 : 俺は病室で遥の隣りにいるわけですよ
  「はるか・・・」と名前を呼びつつ
  勝手にキスします(一同大爆笑)
GM : マジで!? どこに?
明 : もちろん マウストゥマウスです
GM : すっと寝返りで避す(一同大爆笑)
明 : 無意識か!?(笑)

澪 : で、それを隠しカメラで取ってて 脅しの材料にする(笑)
GM : あーあーなるほど

明 : そして呟く訳ですよ
GM : (ほぅ・・・)
明 : 「日本の国家警察の全権力を動員して奴を見つけ出してみせる」(一同大爆笑)







アフタープレイ



GM : 一応これで、第1話は終了です
  第2話がいつになるかは・・・神のみぞ知る
  では、自立判定などを行ないますか


   っていうか、自立判定はエンディング前です(笑)
   もう日常に戻った描写をした後にジャーム化じゃどーすんだよ(笑)


GM : じゃ安全な人から
澪 : 安全でーす
  新たに結んだロイスを含めて6ダイスふれて、現在109%
GM : 全然OKだね
澪 : ・・・(コロコロ)・・・14だから、95
GM : (出目は低いな まOKだから良いけど)

裕也 : 俺は現在111%でダイス6個
  ・・・(コロコロ)・・・22下がった、89

明 : 俺も多分大丈夫だけどね120%でダイス5個


   確かに平均4が出ればOKの計算
   ですが裕也の平均は3.66
   澪の平均に至っては2.33
   何が起こるか解らないのが自立判定のマジック

   そしてダイスの女神様はどちらの味方をするのか・・・


明 : 危険な予感・・・(コロコロ)・・・16・・・


   ダイスの女神様はネタに肩入れしたいようです


GM : じゃ経験点を0にしてだね
明 : ・・・(コロコロ)・・・さすがに大丈夫
  やべー まぁいいや こんな奴は成長しない方がいいってこった(一同爆笑)

GM : じゃ成長点の項目・・・
  良いロールをした・・・明らかに明に上げるべきポイントなんだけどなぁ(笑)
澪 : 酷かったけどね(一同爆笑)
GM : まぁこの点数は両方に上げましょう 最初だし
  他のプレイヤーを助けた これもまぁ両方に上げましょう

GM : 会場の手配をした、連絡を行なった なんかコレは俺だなぁ(笑)
  進行を助けた
  んじゃ会場手配だけは外して二人とも7点です


   多少甘い判断ですが
   ま、最初ですからサービスの意味もあり



     *     *     *



藤崎裕也追加エフェクト
《守り弾》
《砂の結界》
《プロファイリング》

荒井澪の追加エフェクト
《アニマルテイマー》
《ハンドリング》
《止まらずの舌》

明日には細かい設定などを載せたページを作る予定です








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